1970年代、紳士服の規範として長年君臨してきたジャケットの構造を根本から解体したジョルジオ アルマーニ。芯地やパッドを取り払い、ときにはジャージーのようにやわらかい生地を使ったそのジャケットは、まるでカーディガンのような着心地で、男の装いに革命をもたらした。
機能とデザインを両立させた「ジョルジオ アルマーニ」のスーツ
現代のビズスタイルにフィットするスーツ
そして2018年。今や芯地のないアンコンジャケットなど珍しくもないが、ジョルジオ アルマーニのすごさは、ただ軽く着心地がよいだけではなく、それらを凜々しく美しいシルエットと両立させたことだ。
どんなワークスタイルにも快適にフィットし、美しく、そして自分らしくあり続けられる……。
ジョルジオ アルマーニが40年前に提案したスーツは、さらに進化を遂げ、現代の男たちのライフスタイルに寄り添い続けているのだ。
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- TEXT :
- 山下英介 MEN'S Preciousファッションディレクター
- BY :
- MEN'S Precious2018年春号 世界中のセレブリティに「選ばれる理由」が、ここにある。なぜ〝ジョルジオ アルマーニ〟のスーツを着た男は格好よく見えるのか?
- クレジット :
- 撮影/熊澤 透(人物)、小池紀行(静物) スタイリスト/村上忠正 ヘア&メーク/星 隆士(SIGNO) モデル/Yaron 構成/山下英介(本誌) 撮影協力/プロップスナウ