「含羞草(○○○そう)」…なんと読む?
明日、9月25日は『スターリングシルバーの日』です。スターリングシルバーとは、銀の美しい光沢を保ちながら、加工しやすい柔らかさを兼ね備えた合金で、92.5%が銀、そのほかの金属が7.5%…という配合でつくられています。銀はとてもやわらかい金属で、純銀ですと日常使いとしての扱いが難しい…という側面から研究されたのが「スターリング・シルバー」なのです。本日は「銀」「含」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「銀師」ってなんと読む?
「銀師」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「銀細工の職人」のことです。
<使用例>
「このぐい飲みは、東京銀細工の有名な銀師作の美術工芸品なの」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 銀師(しろがねし) です。
「銀師(しろがねし)」という読み方、職業をご存知でしたか? 「銀細工の職人」を意味する日本語ですが、特に日本には「東京銀器」など、銀を扱う伝統工芸品があり、その技をもつ技術者をこう呼ぶので、大人の知識として、ぜひ覚えておきたい言葉です。
さて、2問目は「含」という字の入ったクイズです。
【問題2】「含羞草(○○○そう)」ってなんと読む?
「含羞草」の読み方として正しくなるよう、「○○○そう」の○に、それぞれかな1文字ずつ入れて完成させてください。
ヒント:触れると、葉が動く植物です。
<使用例>
「子どものころは、含羞草(○○○そう)を見つけると、必ず触って遊んだわ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 含羞草(おじぎそう) です。
「含羞草」は触れると葉が閉じて垂れさがる草花です。その様子が恥じらっているかのよう、ということで「含羞草」と呼ばれます。字のままに「がんしゅうそう」とも読みますが、熟字訓で「おじぎそう」と読むほうがポピュラーな呼称でわかりやすいですね。
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本日は、9月25日『スターリングシルバーの日』にちなんで、「銀」「含」という字の入った日本語から、
・銀師(しろがねし)
・含羞草(おじぎそう)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱