東京・銀座のアルマーニ / 銀座タワー10Fと11Fに位置するレストラン「アルマーニ / リストランテ」。今年8月に、エグゼクティブシェフに就任して4年目となったカルミネ・アマランテ氏が腕をふるいます。
カルミネ氏が料理人としての卓越した知識と技術、感性を活かし、日本の食材をイタリアの伝統的な技法などを用いて、上質な料理へと昇華したコース料理が魅力。現在は、秋のシーズナルメニューを提供中です。
本記事では、現在提供されているランチメニューやディナーメニューより、注目のお料理を5つ、厳選してご紹介します。
「アルマーニ / リストランテ」秋のシーズナルメニュー5選
■1:藁焼きにした戻り鰹を楽しむ「鰹」
ランチメニューにて提供中の「鰹」はその名の通り、旨味が濃厚な旬の鰹を使ったひと品です。
カルミネ氏が高知で得た経験をもとにして作られたというこちらのお料理。脂の乗った戻り鰹を藁焼きにすることで、香ばしい味わいと香りを纏わせています。
トマトをベースに、ヘーゼルナッツやアーモンドを使用したソースには、生姜を隠し味に加え、さっぱりとした後味に仕上げています。鰹との相性も抜群です。
■2:イタリアの定番食材を使った「トリッパ」
「トリッパ」とは、イタリアの定番食材のひとつで、牛の第2胃袋である「ハチノス」のこと。まるでハチの巣のような表面のぼこぼことした模様が特徴の食材です。
アルマーニ / リストランテでは、このトリッパを、ファインダイニングにふさわしいひと皿にアレンジ。一晩かけて真空調理し、柔らかく仕上げています。「どのような食材にも価値をもたせる」というカルミネ氏のフィロソフィーが詰まった渾身の料理です。
ソースには、玉ねぎやにんじんを使用した濃厚なソフリットソースと、ローズマリーやタイム、トリッパの出汁を使用した爽やかなハーブのソースを合わせたものを使用。ボトムにはサルサヴェルデを潜ませ、軽やかな後味を生み出しています。
■3:秋の味覚がたっぷりのパスタ「タリオリーニ」
イタリア北部の平打ちパスタ「タリオリーニ」。秋のタリオリーニには栗粉を練り込み、椎茸、エリンギ、舞茸と、マッシュルームピュレを合わせたソースを絡めていただきます。
松の実が食感のアクセント。トップには、薄くスライスしたフレッシュなマッシュルームをのせ、上品に仕上げています。秋の味覚がたっぷりのパスタです。
■4:熟成させた地金目鯛を使用した「金目鯛」
「金目鯛」のメインとなる脂の乗った地金目鯛には、3日間熟成したものを使用。備長炭で炙り、皮目はパリッと身はジューシーに仕上げています。
合わせるのは、アサリ出汁とチョリソーの塩味の効いたソース。タイムやローズマリーでローストした蓮根、「すじ青のり」で磯の香りを纏わせた甘みのある蓮根チップを添えています。多彩な食感や味わいをお楽しみあれ。
■5:素材の甘みを生かしたデザート「南瓜」
日本の南瓜の優しい甘みを活かしたデザート「南瓜」。南瓜のプディングの中に潜ませた柑橘香るクランベリーのピュレの酸味がアクセントになったひと品です。
香ばしい風味のドゥルセチョコレートでプディングを囲み、南瓜のプディングの上には、芳醇な蕎麦茶のジェラートをのせています。クリームチーズとサワークリームを合わせたクリームでコクをプラスした、ランチ限定のひと品です。
これまで以上に、ほぼすべての食材を日本国内から取り揃えたという、今シーズンのメニュー。なお、ランチ、ディナーメニューの“Omakase”は、固定メニューではなく、その日その日の食材コンディションに合わせてカルミネ氏が選ぶ、特別なメニューとなっています。
素材や味の素晴らしさはもちろん、唯一無二の食体験として、アルマーニ / リストランテでのお食事をお楽しみください。
問い合わせ先
- アルマーニ / リストランテ
- 営業時間/ランチ 11:30~15:00(L.O.14:00)、ディナー 18:00~23:00(L.O.20:00)
- 定休日/月曜日
- TEL:03-6274-7005
- 住所/東京都中央区銀座5-5-4 アルマーニ / 銀座タワー 10F・11F
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- Precious.jp編集部