数多ある「東京ミッドタウン日比谷」のレストランのなかでも、この商業施設の”顔”的存在としてまず目に入るのが、正面入口右側に位置する「Buvette(ブヴェット)」です。
「カジュアルなワインバーと古き時代のヨーロッパのカフェの融合」をコンセプトにしたこのお店は、2011年にニューヨークのウエストヴィレッジに誕生。2013年のパリに続く、日本への出店です。
■「朝から晩まで一日を通して食べたり飲んだりできる喜び、そんな場所や環境」が日比谷に
アイコンとなる、緑の屋根の上に見える店名「Buvette」のロゴマークの下には、“ガストロテック(Gastrotheque)”という言葉が入れられています。
これは、オーナーでシェフでもあるジョディ・ウィリアムズが提唱する「朝から晩まで一日を通して食べたり飲んだりできる喜び、そんな場所や環境」を表すもので、彼女の世界観を表現する造語。
ニューヨークのウエストヴィレッジで、朝から深夜まで使える”街の小さな食堂”として、格式ばらない日常使いができることで大人気なレストランの雰囲気が、そのまま再現されています。
■店内は「あえて薄暗く」! ノスタルジーを感じさせる空間が広がります
店内はアンティークを配し、ノスタルジックな雰囲気を放つ、温かみのある空間につくられています。にも関わらず、座る場所によって、まったく違う店を訪れたような気分になれるのも特徴。
一段床が低くなったテーブルコーナー
アメリカのダイナーのようなカウンター
カウンターはアメリカの小さなダイナーのようでもあり、薄暗い一角はヨーロッパの地元のカフェ風、奥のセラー前ではワイナリーのレストランにいるかのよう。
個室は一室
何度か訪れて、自分のお気に入りの席を見つけるのも楽しそうです。店内のライトは、日中でもあえて暗めに、夜はキャンドルライトを置くだけと、光の濃淡を楽しむ演出で出迎えてくれます。
■チーズがたっぷり使われたフランス料理など、代表的なメニュー5選
供されるお料理は、伝統的なフランス料理を小さめのお皿にぎゅっと凝縮して提供するスタイル。ディナータイムとランチタイムでメニューは変わるものの、どの時間に訪れても、お腹が空いている人でも満足できるボリュームのものを選ぶことができます。
なかでも、チーズをたっぷり使ったお料理は絶対におすすめしたいところ。クロックムッシュやクロックマダムはベーカリーでも販売するお店は増えましたが、やっぱりつくり立てが一番。そして、パンから零れ落ちるほどのチーズをまとっていてこそフランス式! その欲望をすべて満たしてくれる一皿に、出合うことができます。
■1:クロックマダム
■2:クロックムッシュ
小さめのお皿に、少し高めにお料理を盛り付けるのが「Buvette」のスタイル。写真で見ると少な目に見えるかもしれませんが、密度がぎっしりしているので、ボリュームはしっかり。取り分けるときは、こぼさないよう注意が必要です。
■3:キャロットラペ
■4:コック オ ヴァン
■5:ボリュームたっぷりのチョコレートムース
デザートでは、非常に気になることが。なぜかフォークが2本、刺さって供されるのです!
ふたりでシェアするため?かと思いきや、これが基本スタイルなんですって。とってもボリュームたっぷりなので、シェアすることを前提でオーダーするか、お腹をすかせておくのがおすすめです。
以上、一度は東京ミッドタウン日比谷に訪れたら一度は立ち寄ってみたい、女性ならではの細やかな視点や楽しみが反映されたレストラン「Buvette(ブヴェット)」をご紹介しました。
ちなみに、外にはパリの街中のように、テラス席が広がります。ランチやディナータイムの間も閉店せず開いているので、夕方にテラスでちょっと一杯、カウンターで小腹を満たす…といった活用もできそうです。
※紹介した商品の価格はすべて税抜です。
問い合わせ先
- Buvette TEL:03-6273-3193
- 営業時間:平日 8:00~23:30(L.O22:30)、土日祝 9:00~23:30(L.O22:30)
席数:店内 99 席、テラス 42 席
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- EDIT&WRITING :
- 北本祐子