ノーカラージャケットは、コンサバに着ると老けて見えるという印象も。デニムを合わせてこなれたムードに仕上げると、今どきの表情に早変わりするのでぜひトライしてみましょう。
■1:アンナ・ビローリは…白のパイピングが際立つジャケットがさらに清潔感ある印象に
インフルエンサー、アンナ・ビローリが2024年5月、パリで見かけられたときの着こなしです。黒ベースに白トリミングがシャープなノーカラージャケットに白いインナーを合わせ、ボトムにデニムを投入していました。上半身だけ見るととてもエレガントでフォーマル感がありますが、デニムによってこなれたカジュアルにシフトできています。モノトーン×ヴィンテージ感のあるデニムの組み合わせは、気品がありながら今っぽいフェミニンなムードに。
華やかさは、首元にプラスしたボリュームあるネックレスで演出。足元のバイカラーシューズも、おしゃれニュアンスの決め手になっています。
■2:ジュール・ジェンセンは…ブルーのトーンを重ねて爽やかかつ好感度の高さを光らせて
ドイツ出身のモデル、ジュール・ジェンセンは2024年9月初旬、N.Y.でキャッチされていました。ボーダーのニットにウォッシュのかかったデニムを合わせ、ネイビーのジャケットを羽織って颯爽と。ジャケット、ニットともウエストより上のショート丈なので、上半身がコンパクトに見えてスタイルアップして見えます。ネイビーに映えるゴールドボタンがリッチさを際立てるポイントに。ボーダー、ネイビー、デニムとすべての要素に爽やかなクリーンさが光っていて、秋のマリンスタイルが完成。
ワンショルダーのハンドバッグを肩かけして、クラシックな雰囲気を出しているところもさすがです。
■3:ヨーヨー・カオは…ムートンのロング丈×バギーでつくる新鮮バランスにTRY
ファッショニスタとしてSNAPで活躍するだけでなく、実業家としても腕を振るうヨーヨー・カオ。2024年10月頭に、パリで見かけられた日は、ムートンジャケットにバギーパンツ風のデニムを愛用していました。ムートンのジャケットはヒップ下まで隠れる丈で、胸元と裾の上にポケットが配されていてデザインポイントに。フロントをぴったりと閉じて着こなしているので、裾の広がったバギーパンツでもすっきりまとまっています。折り返した袖のシアリングが絵になるジャケットを主役にした上級者のコーディネートですが、ジャケットと同じ色味を足元のブーツにも投入し、全身に統一感を。
キャスケットのチェックをポイントに、ベージュとインディゴカラーでまとめていて秋らしさ抜群です。
ノーカラージャケットにデニムを合わせた3人のファッショニスタにクローズアップしました。ノーカラージャケットが古くさく見えず、今っぽいカジュアルにアップデートできるので、必見です。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀