明るいトーンのベージュは、春の陽差しにピッタリな色ですよね。そんなベージュは、ミモザイエローやオリーブグリーン、パウダーブルーなどの春色パレットが好相性。

しかし、この組み合わせはボンヤリしやすいところが難点です。「ベージュ×春色」を冴えた印象へと導くためには、ひと工夫が必要。その鍵となるのが、「白」という色を意識的に加えること。小物やインナーで白を取り入れることで、抜け感や奥行きが生まれ、大人が目指すべきリッチ配色が楽しめるのです!

本稿では、そんな「ベージュ×春色」が最高に映える、リッチな配色テクニックを3種類ご紹介します。

■1:表情がいきいき映える、軽やかなイエローがスパイスになる「ベージュ×ミモザイエロー」

2018年春の注目カラーでもある「イエロー」は、色白肌にも日焼けした肌にも映え、表情を明るく輝かせてくれます。ベージュに自然に溶け込み、悪目立ちしないのもうれしい点。トップスでもボトムでも取り入れやすく、新しいおしゃれをサポートしてくれます。

イエローと白を積極的に取り入れて、心ときめく「春のベージュ」スタイルに!

エストネーションのコート¥100,000・ペリーコの靴¥46,000(エストネーション)、ニット¥28,000(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、カットソー¥14,000(VINCE 表参道店)、パンツ¥110,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)、ブレスレット/手首側から¥770,000・¥517,000・リング¥700,000(フレッド)、バッグ¥154,000(J&M デヴィッドソン 青山店)

ベルテッドのパンツとスエードパンプスをイエローでまとめて、ベージュのスエードコートに鮮度を加えたスタイリングです。ニットの襟元やすそから白カットソーをちらりとのぞかせて抜け感を演出するテクニックは、手軽ながら、着こなしをこなれて見せる効果があります。

きちんとした装いにも変化を! ノーカラーの「イエロージャケット」で若々しい印象に!

ジャケット¥48,000(ebure)、ノースリーブニット¥18,000(エストネーション〈エ ストネーション〉)、パンツ¥92,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)ピアス¥160,000・ブレスレット¥770,00(0 TASAK〈I M/G TASAKI〉)、バッグ¥296,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)

明るい陽差しが心地よい日は、イエローのジャケットに挑戦する絶好のタイミング。ドロップショルダーのシルエットやカーキのパイピングが、ノーカラージャケットに鮮度をもたらしてくれます。繊細なラメが光るニットとクロップドパンツをトップベージュでつなげれば、お仕事シーンにもふさわしい、上品さが生まれます。


■2:落ち着いたグリーンが辛口な表情に見せてくれる「ベージュ×オリーブグリーン」

洗練されたスタイルを保ちながらもアップデートを図りたいときには、オリーブグリーンを取り入れましょう。ベージュから醸し出される淡く繊細なトーンをくずすことなく、ヨーロッパのマダムが愛するような、切れ味のよい着こなしがかないます。

気負いなく楽しめる「くすんだグリーン」が、ベージュをこなれて見せてくれます

ニット¥39,000・パンツ¥135,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)、バッグ¥360,000(ヴァレクストラ・ジャパン)、イヤリング¥582,500・時計¥757,500・ブレスレット¥1,182,500・リング¥367,000(シャネル)

きれい色とシックカラーのちょうど中間のような、絶妙なオリーブグリーンのバッグがあれば、センスよくベージュを着こなすことが可能になります。ジャカード柄のパンツに着映え力があるぶん、カシミアシルクのニットは、すっきり見えるVネックの薄手ニットで。ホワイトセラミックの時計で、ハンサムな味つけをするのが大人の女性らしい遊び心です。

ドライな配色に浮き立つ「清らかな白」が、優美な印象の女性に見せてくれます

ブラウス¥158,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)、スカート¥25,000(ebure)、ベルト¥16,000(yoshie inaba)、ピアス¥1,100,000・リング¥500,000(シャンテクレール 東京店)、バッグ¥602,000(デルヴォー・ジャパン)、靴¥74,000(JIMMY CHOO)

立体的なフラワー刺しゅうを施したコットンブラウスで、エレガントな雰囲気に。カーキにも似た、コクのあるオリーブグリーンのペンシルスカートを合わせれば、凛とした美しさが演出できます。細ベルトやバッグで、クリーンな白を投入し、地味な印象に終わらせないのが、リッチに見える配色のやり方です。


■3:春の空のように爽快なブルーでみずみずしい印象になれる「ベージュ×パウダーブルー」

透明感のある淡いブルーは、フェミニンから辛口まで、装いのテイストを選ばない優秀な色。若々しく見える、品よく映えるなど、ブルーが女性にもたらしてくれるパワーは絶大です。ともすると地味になりがちなベージュの、新たな魅力を引き出しましょう!

差し色に投入した「パウダーブルー」のニットで、淡色コーディネートが進化!

コート¥577,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、ニット¥48,000(ドゥロワー 丸の内店〈ドゥロワー〉)スカート¥34,000(エストネーション〈エストネーション〉)、ストール¥45,000(チェルキ〈カングラ〉)ピアス¥156,000・バングル[小]各¥184,000・[大]各¥240,000(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ¥23,000(ジョルジオ アルマーニ ジャパン〈エンポリオ アルマーニ〉)、靴¥92,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)

上品なベージュのノーカラーコートに、ピュアなブルーのニットが映えて。ゴールドラメが光る白のツイードスカートとブルーの爽快感のおかげで、快活な印象のキャリア女性のできあがりです。

週末カジュアルこそ「ニュアンスブルー」をまとって、清々しいイメージに

ブルゾン¥85,000(三喜商事〈マレーラ〉)、ノースリーブニット¥24,000(リーミルズ エージェンシー〈ジョン スメドレー〉)、パンツ¥115,000(アクリスジャパン〈アクリス〉)、時計¥5,450,000(パテック フィリップジャパン)、リング¥1,300,000(TASAKI)、バッグ¥111,000(ブルーベル・ジャパン〈カルヴェン〉)靴¥88,000(ピエール アルディ 東京)、ノートカバー¥92,000・ノート¥6,500(モワナ メゾン GINZA SIX)

春先に欠かせない、レザーブルゾン。定番アイテムこそ、淡いブルーを選べば、カジュアルスタイルがぐっとこなれて見えてきます。INに合わせた白のニットがレフ板効果をもたらし、笑顔をはつらつと見せてくれること請け合いです。

以上、「ベージュ×春色」を使ったリッチな配色テクニックを3パターン6コーディネート、お届けしました。小物やインナーで白を取り入れることで、こんなに「ベージュ×春色」が映えるなんて意外ですよね。この春のコーデのヒントにしてみてください!

PHOTO :
水田 学(NOSTY)
STYLIST :
戸野塚かおる
HAIR MAKE :
重見幸江(gem)
MODEL :
渡辺佳子
EDIT :
川口夏希、遠藤智子(Precious)