今回ご紹介するジャケットは、深みのあるチャコールグレー、ビターブラウン、マットな光沢感のある黒レザーです。色味、素材感で季節感を倍増させることで、秋の街中で映えるコーディネートを完成させましょう。

■1:アンジェリーナ・ジョリーは…ツヤを湛えたワンピースをジャケットで覆って立体感を獲得

さっと抱えた黒バッグと、ベージュのポインテッドトゥパンプスできれいめルックをコンプリート。
さっと抱えた黒バッグと、ベージュのポインテッドトゥパンプスできれいめルックをコンプリート。

2024年9月30日、NYでキャッチされたアンジェリーナ・ジョリー。パールのようなツヤを湛えたワンピースは、歩くたびにしなやかに揺れて優雅さ抜群です。ニュアンス漂うピンクベージュというカラーがエレガンスを後押し。一枚で着ても素敵なワンピースですが、アンジーはジャケットをプラス。フェミニンワンピースと相反するマスキュリンなチャコールグレーなら、それぞれの持ち味が引き立って立体感が倍増します。

■2:ギリ・ビーガンは…ビターなブラウンコーデで秋の街並みにマッチさせて

テーパードシルエットのパンツとポインテッドトゥパンプスでスタイルアップ。
テーパードシルエットのパンツとポインテッドトゥパンプスでスタイルアップ。

2024年9月29日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートに現れた、雑誌『JOYS』の編集長を務めるギリ・ビーガン。今季のトレンドカラーのひとつであるブラウンを基調とした、秋らしい装いです。ほんのりとカーキが混ざったようなビターなブラウンのジャケットで、上品さとスタイリッシュさを両立。ボトムはカーゴパンツを選び、程よい抜け感を添えて。ジャケットとマッチするブラウンなら、異なるテイストでも調和を取ることに成功します。ツヤのある白ブラウスを挟んで、小気味よく仕上げました。

■3:サビーン・ゲッティは…タフな黒レザーとカジュアルデニムでシンプルコーデを成功させる

ミニバッグやローファーのコンパクトな小物ですっきりとまとめました。
ミニバッグやローファーのコンパクトな小物ですっきりとまとめました。

2024年9月30日、ジュエリーデザイナー、ソーシャライトのサビーン・ゲッティをパリ ファッションウィークにてキャッチ。ダブルボタンがトラッドなジャケットは、マットな光沢感を放つ黒レザーを選ぶことでモダンにアップデート。ベルト、バッグ、シューズも同じ色でリンクして、一体感を意識。ボトムはカジュアルなデニムパンツを選び、抜け感を宿すことでこなれ感を演出して。軽やかなライトブルーなら、重厚感のある黒との対比がついてメリハリたっぷりにまとまります。


この秋試したい「ジャケット」の最新スナップをご紹介しました。トップス×ボトムスのシンプルワンツーやワンピーススタイルにさっと重ね、スタイリッシュさをアピールして着映えを実現しましょう。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香