キーでィネートにメリハリを生んでくれるベルト。ポーチがプラスされたタイプなら、アクティブさが際立って新鮮です。着こなしとの合わせ方や、引き締まって見える効果について見ていきましょう。
■1:ダーヤ・バラニクは…黒ベースの装いに一点アクセントのキャメルで軽やかに
エディター&インフルエンサーとして活躍するダーヤ・バラニクは、コペンハーゲンでスナップされていました。グレーのポロニットにブラックデニム、黒いジャケットを羽織って颯爽と登場。ダークカラーでまとめた着こなしは重たく暗く見えてしまいますが、ベルトポーチのキャメルで一気に軽やかさが高まっています。それと同時に、明るくアクティブな印象へシフト。さらにトータルの着こなしのメリハリづけにも。足元にはおしゃれなファッショニスタたちが注目するメッシュ素材のミュールを取り入れています。もちろんローファーでかっちり仕上げるのも似合うけれど、さらに抜け感が出て今っぽい表情に。
■2:パオラ・アルベルディは…コートと同じ色でリンクさせて上品インパクトを加味
ミラノでキャッチされていたのは、インフルエンサー兼スタイリストのパオラ・アルベルディ。ブルーのシャツにピンストライプのパンツに、アウターとしてステンカラーコートを取り入れていました。ブルーの濃淡とアイボリーカラーでまとめた装いは爽やかな色合わせで、好感度の高い印象に。コートだけだと浮いてしまう可能性もあるので、バッグやベルトにもアイボリーを投入し一体感を出しています。ベルトよりワントーン濃い色のミニポーチにして、一点差し色に。全身のなかでポーチがいちばん際立って見えるので、大成功です。ウエスト下、下腹部の目立たせたくない部分のカバー効果にもなってうれしい限り。
■3:カーラ・ジノラは…ルーズなニットでつくる旬スタイルにキリッと引き締め効果を
サッカー選手、ダヴィッド・ジノラの娘で、インフルエンサーのカーラ・ジノラ。2024年2月末ミラノで見かけられた日は、グレージュとブラウンのざっくりニットに白いタイトスカートを合わせていました。ざっくりニットはダボッとしてだらしない印象に見えがちに。でもボルドーカラーのベルトポーチでウエストをマークしているため、シャープさも漂っています。ニットをブラウジングさせて、丈を短く着こなせてバランス良好です。ブラウン系とボルドーのカラー合わせも、秋らしさを感じさせています。幅が広めのベルトポーチのデザインはウエストを引き締めて見せるのに効果的なので、取り入れてみてください。
ベルトポーチを愛用していた3人のファッショニスタのスナップを取り上げました。アクティブさを印象づけるのにぴったりで、スマート見えに役立つ小物なので、ぜひ注目してみてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀