冬から春への季節の変わり目は、
三寒四温という言葉のとおり
暑かったり寒かったりで、着るものに悩みます。
そのうえ朝晩は寒いのに、
日中は晴れて汗ばむときも…
私の場合、そんな日はツインニットを選んでいます。
インのニットが半そでやノースリーブの場合が多く
寒いときはカーディガンを重ねて、
暑くなったらカーディガンを脱いで…と
温度調節が可能なのが、ツインニットのいいところ。
そのうえ“おそろい”であることが、
ニットなのに適度にきちんと見せてくれますよね。
アウターには、ほぼトレンチを合わせています。
厚手のコートは、いかにも冬っぽくなってしまうので
“伊達の薄着”ではないですが、
外側には春夏らしい素材(=コットンなど)を選び、
寒さ対策は内側、すなわちツインニットで…
というのが基本のコーディネート。
そのときボトムにも春夏っぽい色や素材を選ぶと、
さらに新しい季節感を演出できるように思います。
ツインニットは、いい感じのものが見つかったら、
ほぼ確実に買ってしまうアイテムのひとつ。
いい感じとは、まず着丈が長すぎないこと、
インナーが半そでやノースリーブで、
重ね着で温度調節ができること、
シンプルなボトムの鮮度を上げてくれる
色やデザインであること。
重ね着も、ただ重ねて着るだけでなく、
カーディガンのいちばん上のボタンだけを留める、
カーディガンのウエストあたりのボタンを留める、
カーディガンのいちばん上のボタンを留めて
さらにマントのように身ごろから腕を出す、
ボタンを留めずに羽織る…などの着こなしが可能。
もちろんインのニットだけ、カーディガンだけで
着ることを考えると、一体何通り?
と思ってしまうほど、本当に便利なんです。
ちなみに冬から春の季節の変わり目には
カシミア素材や薄手のウール素材を。
夏から秋への季節の変わり目には
コットンやシルク素材のツインニットを
よく着ています。
…つまり一年中着ていると言っても
過言ではないのがツインニットなのです。
(写真/エディターK&J 文/エディターJ)
- TEXT :
- Precious編集部