甘めコーディネートに抜け感を授け、小粋なテイストミックススタイルへと導いてくれるブルゾン。程よい防寒力も備えているので、朝晩が冷える今の時期にぴったりな軽アウターです。

■1:ソニア・ライソンは…ニット×フレアスカートコーデにキレのよさを加え好バランスに

筒幅にややゆとりのあるロングブーツをミモレスカートに繋ぎ、今っぽさを実現。
筒幅にややゆとりのあるロングブーツをミモレスカートに繋ぎ、今っぽさを実現。

2024年10月24日、ベルリンでスナップされたインフルエンサーのソニア・ライソン。シンプルなニットプルオーバーとフレアスカートの組み合わせは、ともするとほっこり感が強く出て、野暮ったい印象になる場合も… 。ですが、ソニアはビターなブラウンと黒の配色でシックなムードを確保。さらにニットのブラウンよりも薄い色味のブルゾンを重ね、奥行きをメイク。アクティブなシャカシャカ素材ならキレのよさがプラスされ、バランスアップに繋がります。

■2:エリカ・ボルドリンは…フーディー×ブルゾンでスポーティさを演出し軽やかに誘導

引き締め役のバッグは、定番の黒ではなくダークグリーンを選んでノーブルに。
引き締め役のバッグは、定番の黒ではなくダークグリーンを選んでノーブルに。

2024年10月1日、パリ ファッションウィーク開催中のストリートでキャッチされた、インフルエンサーのエリカ・ボルドリン。淡いグレージュのフーデッドトップスとプリーツスカートのセットアップでニュアンスを漂わせ、洒落感を獲得。フード付きのトップスにマッチするよう、スポーティなベージュブルゾンをレイヤード。そこにブラウンのブーツを合わせ、ぬくもりを感じる秋らしい配色を意識しました。軽快なアイテムを活用して切れ味の良さを演出すると、暖色コーディネートをスタイリッシュに着こなすことができます。

■3:カンデラ・ペリッツァは…甘いレースワンピースも辛口ブルゾンで覆えば身近な存在に

チャンキーなシルバーイヤリングがモダンさに貢献。
チャンキーなシルバーイヤリングがモダンさに貢献。

2024年9月30日、デジタルクリエイターのカンデラ・ペリッツァをパリ ファッションウィークにて目撃。異なる模様がドッキングされたクリームホワイトのレースワンピースで、ロマンティックに浸って。糖度が高めなワンピースですが、オーバーサイズのレザージャケットを重ねたことでスパイスが香り、大人らしいバランスに整っています。バーガンディならトレンドを獲得することができ、さらにモードな黒よりもソフトな印象になるので、フェミニンをキープすることに成功。小物もブルゾンと同じ色、素材をリピートして、すっきりとまとめました。


こなれ感漂うフェミニンスタイルが楽しめる「ブルゾン」活用術をお届けしました。スポーティさ、軽やかさを足せば、甘くなりすぎないちょうどいい着こなしにまとまります。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香