ロング丈のニットカーディガンは温度調節しやすく、気温の変化に対応しやすいアイテムです。カジュアルでなく大人っぽく取り入れていた3人にクローズアップしました。
■1:ハート・エヴァンジェリスタは…アンサンブルで装うと新鮮味のある秋エレガンスが実現
フィリピン出身の俳優兼インフルエンサー、ハート・エヴァンジェリスタが2024年9月半ばミラノで見かけられたときの着こなしです。赤みがかったブラウンのニットアンサンブルにグレージュのレザースカートを愛用していました。ニット、カーディガンとも薄手の素材で、ロング丈でも新鮮さをもたらします。ストールのように首に巻きつけるデザインもスタイリッシュです。コートを着るより断然軽やかで、レザースカート×ロングブーツが重たく見えません。ブラウンをトーン違いでまとめたグラデーションの色合わせでも、秋らしさを高めたコーディネートができ上がっています。
■2:ベラ・ハディッドは…素材感の違う黒を重ねて切れのいいモードなデニムの装いに
パリでスナップ されていたのは、世界的に活躍するモデル、ベラ・ハディッド。タートルとカーディガンをヒップがすっぽり隠れる丈でまとめて、ボトムにダメージデニムを合わせていました。ここまでダメージのデザインが施されていないほうが着やすいですが、脚のラインが見えている抜け感から全身黒でも軽快さが漂っています。オール黒でもさまざま素材をミックスしているので、ただマットで沈んだ印象はなし。ニットリブの素材感が縦のラインを強調し、スマートで引き締まって見えます。カーディガンの袖をくしゅっとさせ、インナーのタートルだけを長くのばしたアレンジにも注目です。
■3:ヴィラベル・オンは…存在感ある太ボーダーを迫力のキャリアスタイルに仕上げて
シンガポール在住のインターネットパーソナリティ、ヴィラベル・オンを、2024年9月中旬、ミラノファッションウィークでキャッチ。BIGサイズのジャケットとミディ丈のニットスカートを黒でまとめ、その上にボーダーのロングカーディガンを羽織っていました。ジャケットはゆるりと着られるサイズでヒップ下までの丈なので、細身のニットタイトとバランス良好です。キリリとしたジャケットにリラックス感が漂うニットカーディガンをテイストミックスして、今っぽいスタイリングに。ブラウンと黒の太いボーダーはインパクト十分で、着映え効果をもたらしています。こんなキャリアスタイルにもフィットし、新鮮さが光る装いが完成できるため、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
ロング丈のニットカーディガンを取り入れていた3人のスナップをピックアップしました。黒やブラウンを取り入れて、大人っぽいボトム合わせによって今旬のコーディネートに使えるので、アレンジ術をマスターしてください。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀