ときには華やかな柄のコートを選んで、お洒落をアップデートしてみてはいかがでしょうか。チェック柄ならではのウォーミーな表情も季節感を高めてくれます。

■1:リリー・コリンズは…カラフルなチェック柄コートでカジュアルコーデの完成度をアップ

配色がキレイなチェック柄コートでハツラツとした表情へ。
配色がキレイなチェック柄コートでハツラツとした表情へ。

2024年10月29日、ロンドンでキャッチされた俳優のリリー・コリンズ。ニットプルオーバーとデニムパンツの王道カジュアルは、ベージュとライトブルーの明るい色合わせで重くなりがちな冬の装いに軽やかさをプラス。さらにニットのインに白カットソーを仕込んで立体感をプラスしつつ、スウェード×グレージュが上品なスニーカーを合わせて大人らしさを両立。チアフルな印象のカラフルチェック柄コートを重ねると、見慣れたカジュアルスタイルに鮮度が宿ります。くすみトーンがベースのコートだからこそ、幼く傾く心配もなし。

■2:アシュリー・ロバーツは…ワインレッドを基調として大人の華やぎルックを完成させる

ドロップショルダーのコートがこなれ感に貢献。
ドロップショルダーのコートがこなれ感に貢献。

ロンドンでキャッチされた、歌手のアシュリー・ロバーツ。らくらくコーディネートがきまるシャツとパンツのセットアップは、とろみ素材、ワインレッドのディテールでシックなムードを確保。ライトブラウンのコートには、セットアップと同じ色のチェック柄が施されており、調和が生まれています。濃い色のコーディネートに真っ白なスニーカーを効かせ、シャープさをトッピングすれば好バランスに着地。

■3:ケリー・ラザフォードは…知的なグレーのチェックコートには変化球なアイテムを合わせ新鮮に

チェック×ボタニカルでもトゥーマッチにならないのは、無彩色であるグレーコートが大半を占めているから。
チェック×ボタニカルでもトゥーマッチにならないのは、無彩色であるグレーが大半を占めているから。

NYの街中を歩いていた、俳優のケリー・ラザフォード。知的なグレーのチェック柄コートなら、着回しやすさはそのままに、さりげない華やかさを両立できます。ボトムや小物はコートに馴染むモノトーンを選んでも素敵ですが、ケリーは鮮やかイエローのボタニカル柄スカートをチョイスし、意外性を狙いました。タイツ、パンプスのカラーも、定番の黒ではなく、対極にある白を選ぶことでモダンにアップデート。


冬スタイルのマンネリ解消に役立つ「チェック柄のコート」の活用術をお届けしました。柄コートを大胆に使って、いつもの着こなしをアップデートしましょう。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香