【『MEN’S Precious』ウォッチアワード 2024】各界のプロフェッショナル５名が選ぶ【2024年の新作ラグジュアリーウォッチ】
年末恒例の大人気企画を今年も開催！ 逸品揃いの最新ウォッチを、スペシャリストたちが真剣に審査し、唯一無二の受賞時計を発表します。
今回は【名品ウォッチ賞】に輝いた「パテック フィリップ」の『ゴールデン・エリプス Ref.5738/1』をご紹介します。
『MEN'S Precious』ウォッチアワード 2024 審査員（50音順）
【名品ウォッチ賞】パテック フィリップ『ゴールデン・エリプス Ref.5738/1』…黄金比に基づく唯一無二のダイヤルに、息を呑むほど美しいブレスレットを装着
すべての審査員を感嘆させたのが、黄金分割からインスパイアされたダイヤルが美しい『ゴールデン・エリプス』。受賞作は、眩いチェーンのローズゴールドブレスレットが装着された新装版です。
1968年に誕生し、独創的なケース形状で人気を博す『ゴールデン・エリプス』は、現行でも最長のコレクション。本作は、大型と呼ばれる「5738」をベースに初となるメタルブレスレットを装着し、誕生当時の1970年代へオマージュを捧げている。艶やかに輝くエボニーブラックのソレイユ文字盤に、髪の毛を意味するシュヴー型の時分針を備えて、グッとエレガントな面立ちに。
ケース厚5.9mmの薄型ケースには超薄型の自動巻きキャリバー240を内蔵し、着用感のよさに拍車を掛ける。
さまざまな課題を解決しながら開発された話題のブレスレット。オーナーの手首に合わせてカットせずに長さ調節ができる点も、ブランドが重んじるクラフツマンシップの賜物といえる。
「元来、存在感のあった時計にさらに個性派のブレスレットを装着。アートのような佇まいに」柴田 充さん
「ファッション撮影で着用したのですが、薄型のケースとなめらかなブレスレットによる、味わったことのない快適な着用感が強く印象に残っています」（Daisukeさん）
それもそのはず、363個のＶ字状のエレメントからなるブレスレットは、15年もの月日をかけて開発された特許取得の構造。手首にしなやかに沿うだけでなく、ケースと相まって独特の美観を生み出します。
「これまでも体現していたデザインの個性に、ブレスレットの個性が加わりました。その結果、アートのような存在に。まだ、完成ではなかったのか、と感じました」（柴田さん）
「ブレスレットと一体になることで、これまで持ち合わせていた雰囲気をガラリと変えてくる “やってくれましたね” という印象（笑）。タキシードに合わせたいと具体的に思わせる魅力は、さすがの一語」（平山さん）
威風堂々、メンズのトップを飾るにふさわしい名品ウォッチです。
※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、RG＝ローズゴールド、WG＝ホワイトゴールド、PG＝ピンクゴールド、YG＝イエローゴールド、PT＝プラチナ、SS＝ステンレススティールを表します。
※掲載されている商品の価格は、2024年12月6日現在のものです。
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- PHOTO ：
- 池田 敦（CASK）
- STYLIST ：
- 関口真実
- EDIT ：
- 安部 毅、安村 徹（Precious）
- 文 ：
- 高村将司
