あらゆるカラーを受け止める汎用性の高いキャメルコートを使えば、着回し上手に! この冬参考にしたいデイリースタイリングを5選でお届けします。

■1:リリー・コリンズは…ベージュとキャメルのニアリーカラーコーデに白とグレーを差して

暖色メインの着こなしに無彩色をうまくミックスすると大人らしい表情に。
暖色メインの着こなしに無彩色をうまくミックスすると大人らしい表情に。

2024年11月下旬、ロンドンの街中でキャッチされた俳優のリリー・コリンズ。キャメルのテディベアコートにマッチするよう、ストール、スウェットパンツ、スニーカーはニアリーカラーであるベージュをセレクト。コーディネートがほっこりしないよう、グレーのキャップでスタイリッシュさを、白の靴下で間延びを解消しながらキレのよさをプラスしました。

■2:アレクサンドラ・ペレイラは…ライトブルーデニムパンツと白スニーカーで軽快さをプラス

ハンドルにスカーフを巻いたブラウンバッグで穏やかな引き締め効果を。
ハンドルにスカーフを巻いたブラウンバッグで穏やかな引き締め効果を。

ブロガー、インフルエンサーのアレクサンドラ・ペレイラをパリでスナップ。ばさっと裾が翻るグラマラスなロングコートは、キャメルを指名して親近感を演出。鮮やかなオレンジタートルニットを合わせると、気持ちまで明るくなりそう。ライトブルージーンズと白スニーカーの爽やかコンビを活用すれば、暖色×寒色になりメリハリたっぷり。

■3:ティナ・ランディンは…ミニマルなモノトーンと合わせて余裕感を醸して

ネイルカラーまで黒でリンクするとコーディネートの完成度がアップ!
ネイルカラーまで黒でリンクするとコーディネートの完成度がアップ!

ストックホルム ファッションウィークにて、インフルエンサーのティナ・ランディンをキャッチ。プレーンな白カットソーと黒のタックパンツ、キャメルコートを重ねてミニマルシックを追求。小物でも白黒をリピートしながら、ツヤのあるベルトとバッグを選ぶことで立体感を手に入れて。バランスよく散らしたゴールドが都会派ムードを盛り上げます。

■4:リア・ナウマンは…キャメル、ベージュ、ブラウンの暖色トリオでぬくぬくと

ルージュやチークのカラーもブラウン系を選んでまとまりよく。
ルージュやチークのカラーもブラウン系を選んでまとまりよく。

ベルリンでスナップされた、モデル、インフルエンサーのリア・ナウマン。寒い日にはキャメル、ベージュ、ブラウンのトリオで見た目にも温かな印象を叶えて。心地よくてリラクシーなニットアップに、チェスターコートを重ねてクラスアップを実行。さらっと肩掛けするとエフォートレスなムードを損いません。モノグラムバッグが心地よいリズムをプラスしてくれるので、単調さを回避することに成功。

■3:ルーパル・パテルは…キャメルコートを白で挟みぱっと華やぐ

リブ、ボア、レザーをミックスして表情豊かに。
リブ、ボア、レザーをミックスして表情豊かに。

「サックス・フィフス・アベニュー」のファッションディレクターを務めるルーパル・パテルをロンドン ファッションウィーク開催中にキャッチ。彼女もテディベアのような、愛らしいキャメルのコートを活用。白でリンクしたフラットな表面感のワンピースとリブニットでキャメルコートを挟み、小気味よく。ブラウンの小物で引き締めつつ、ポインテッドトゥのブーツでシャープさをプラスするとスタイリッシュに着地します。


着回し力に長けた「キャメルコート」のコーディネートアイディアを5選お届けしました。ぬくもり感じるカラーが冬の頼もしい相棒になってくれます。今年コートの新調を計画しているのなら、キャメルコートをウィッシュリストに加えてみてはいかがでしょうか。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香