大人の冬のおしゃれの醍醐味といえば、選りすぐりのアイテムを丁寧に重ねて仕上げるレイヤードスタイル。さらに今季は、「異素材ミックス」と「絶妙トーンの配色」でラグジュアリーな個性を表現するのが最新流儀です。
雑誌『Precious』1月号の【スタイリスト大西真理子さんの真骨頂!「ラグジュアリー・レイヤード」洗練の奥義】と題して、旬のコーディネート例と、その完成度を高める奥義をスタイリスト・大西真理子さんに伝授していただきました。
今回は、軽やかさと立体感を両立する「フーディ」の着こなしご紹介します。
全方位的に絵になる佇まいは、軽やかさと立体感が両立したフーディが叶えてくれる
タートルネックに頼りがちなレイヤードをブラッシュアップするならフーデッドプルオーバーに注目。シンプルなアウターからのぞかせるだけで、横から見ても後ろから見ても表情豊かなシルエットが完成。
「流行のフード付きアウターを重ねるフードonフードの着こなしもおすすめです。きれいなフォルムがキープされるので、大人好みのリッチカジュアルな着こなしが完成します」(大西さん)
襟の詰まったフーデッドデザインが今年のバランス。肌触りのいいカシミア素材も愛用ポイント。
大西真理子さんが明かす「ラグジュアリー・レイヤード」の奥義とは
大人のレイヤードは防寒目的だけでなく、旬のマイスタイルをラグジュアリーにつくり上げることが大前提。大西さんのスタイリングが多くの読者を魅了するのは、その奥義を感じさせるから。
着こなし例を踏まえつつ大西さんは、「素材の組み合わせやテイストミックス、メリハリのつけ方でレイヤードならではの遊びを楽しむこと。既存のルールにこだわり過ぎない、いい意味での“ズレ”が大人の余裕やラグジュアリーな個性を感じさせます」と語ります。
さらに、歩いたときにどう見えるかも意識。
「こだわっているのは、着こなしのいろいろな部分が動くこと(笑)。躍動感がその人らしいかっこよさにつながるのです」
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
- マッキントッシュ ギンザシックス店 TEL:03-6264-5994
- アオイ TEL:03-3239-0341
- ブラミンク トーキョー TEL:03-5774-9899
- オンワード樫山 お客様相談室 TEL:0120-58-6300
- トムウッド 青山店 TEL:03-6447-5528
- ピセア
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- PHOTO :
- 曽根将樹(PEACEMOKEY/人物)、小池紀行(CASK/静物)
- STYLIST :
- 大西真理子
- HAIR MAKE :
- 川原文洋(UM)
- MODEL :
- RINA
- EDIT :
- 岡本治子、喜多容子(Precious)
- 撮影協力 :
- Yプロダクション