忙しいとパッとシャワーで済ませてしまうこともあるかと思いますが、冬は湯船に浸かってしっかりと温まりたいもの。そのときに入浴剤をプラスすると、メリットがたくさんあります。湯船に浸かったほうがいい理由と、入浴剤のメリットについて、美容ジャーナリストの永富千晴さんに教えていただきました。この時期ならではのおすすめの入浴剤も要チェックです。
入浴剤で綺麗になるメリットもあれば湯船に浸かる楽しみに
「シャワーよりも湯船に浸かるほうがいい、そう言われる大きな理由のひとつは、全身を温めると血行がよくなって老廃物を排出しやすくなり、疲れやむくみが取れるからではないでしょうか。肩こりなども改善すると言われています。また、体温が上がると免疫力も上がるので、いつも以上に体調を崩しやすい冬は、疲れているときこそ、ゆっくり湯船に浸かりましょう！
今年は“風呂キャンセル界隈”というワードが生まれましたよね。入浴をめんどうと感じてしまう気持ちもわかります。さっと済ませてすぐにでも寝たい…そういうときには、お風呂に対するメリットを見つけるのが得策かなと思います。そのひとつが、入浴剤。入浴剤には、香りによるリラックス効果や、発汗によるデトックス作用、肌を潤す保湿効果など、種類によってさまざまな効果をもたらしてくれます。いろいろあるなかで、私がこの冬おすすめなのが、美力を高めてくれるものです。詳しくご紹介します」（永富さん）
「リカバリー力が高い塩化マグネシウムを経皮吸収できる入浴剤」（永富さん）
「必須栄養素ミネラルのひとつであるマグネシウムは、ブドウ糖を効率よくエネルギーに変えるはたらきをもつので、太りにくい体づくりに役立ちます。また、血管を拡張させて若々しい血管を維持するためにも欠かせません。しかし、食生活の変化から、現代人はマグネシウム不足といわれています。マグネシウムを食材から摂ると苦味を感じて苦手な方もいらっしゃるでしょう。そんな方におすすめなのが、こちらの入浴剤。マグネシウムを経皮吸収できます。
マグネシウムには種類がありますが、塩化マグネシウムの入浴剤は温浴効果が高く、疲労回復をはじめ、肩こりや腰痛、片頭痛、ストレスや不眠の緩和などに効果があると言われています。お湯がぬるっとする感覚がありますが、古い角質を優しくオフする天然ピーリングの役割もあるので、入浴後の肌はベタつくことなくすべすべに。香りがないのでどなたにでも合うと思いますし、なにより、自宅で手軽に天然温泉効果を味わえるのが最高です」（永富さん）。
「肌のターンオーバーを整えてしっとり潤い満ちたボディに」（永富さん）
こちらは、はちみつビューティーブランド「HACCIが得意とするはちみつと発酵液のパワーを感じられるバスエッセンス。酵母エキスが肌のターンオーバーをサポートしてくれるので、美肌効果が高いと感じます。また、ロイヤルゼリーやプロポリエキスといったはちみつ由来成分を始め、天然由来成分のブレンドオイルが保湿力を最大限に引き出してくれるので、しっとり感が格別！ やわらかくしっとりとした肌感触になれ、自分にうっとりします（笑）。
もう一点おすすめの理由が、背中ニキビの予防にもなるところ。顔にニキビはできないのに、なぜか背中には…と悩む大人に推したいです。背中のケアは手が届かなくて難しいので、入浴剤で手軽にできるところもいいですよね。はちみつの甘い香りの中に、ラベンダーやローズを加えた温かみのある華やかな香りで、癒されながら美ボディを目指せます」（永富さん）。
面積の広いボディを、入浴中にケアできるというのも美容系入浴剤のいいところですよね。効果の高いものを選んで、有意義なバスタイムを過ごしてください。ただし、お部屋との温度差やアルコールを飲んだあとの入浴には、くれぐれもご注意くださいね。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 越後有希子
