パールネックレスを辛口のおしゃれに合わせると新鮮です。ファッショニスタの取り入れ方をチェックしてください。

■1:タラ・テゥットは…ハンサムなジャケットにさりげなくテイストMIXで新鮮味を

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バッグハンドルにスカーフを巻きつけて、華やかな彩りをプラス。

2024年2月、ドイツでキャッチされたのはデジタルクリエイターのタラ・テゥット。ベージュのハイネックニットにテーラードジャケットを合わせ、ブラウンのサテンパンツを合わせていました。ベージュからブラウンのグラデーションでまとめたトーン合わせは、落ち着いたリッチさを印象づけられます。サテン素材の光沢はエレガントに見えますが、足元をスニーカーにしているため、こなれたデイリースタイルが完成。テーラードとハイネックの組み合わせは女性らしさに欠けてしまうので、小粒のパールネックレスをプラスして正解です。小粒のパールが繊細かつ優しい雰囲気を漂わせてくれます。

■2:アシュリー・ロバーツは…多連タイプなら華やかニュアンスを確実に香らせて

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足元のパンプスとミニバッグに白を取り入れて、軽やかさをアピール。

アーティストのアシュリー・ロバーツがロンドンでスナップされたときの着こなしです。グレーのジャケット×パンツのセットアップに、クリームベージュをニットとコートに投入していました。グレーとベージュはお互い淡カラーで絶妙な色味の組み合わせですが、地味になりがちです。セレクトしたネックレスは、パールが何連にもなりセンターにモチーフがあしらわれたインパクト十分なデザインで、華やかさを表現するのにはぴったり。首元にアクセントがついたことで、顔周りが明るく彩られ、一気にフェミニンムードに。

■3:ヤナ・エクコは…黒&ブラウンにメリハリをつけて切れのいいリッチ感を演出

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アイボリーと黒のバングルを重ねづけて、手首のインパクトづけに。

スタイリスト兼デジタルクリエイターのヤナ・エクコは、2024年9月頭にN.Y.で見かけられていました。短めのベストと薄軽素材の白スカートに、ブラウンのジャケットを愛用中。メリハリの効いたカラーリングは切れがよく、シャープさを印象づけています。ジャケットを主役に、大人が理想とする辛口のエレガンスが完成。上半身はダークカラーでまとめているので、首元にあしらわれたパールネックレスが明るく軽やかさを加味できています。このネックレスによる白のあしらいとともに同様にちりばめられている手首、足元の白小物は、全身に軽やかさをもたらし、カラーバランスも良好です。


パールネックレスを投入していた3人のファッショニスタをご紹介しました。上半身の華やかさを品よく演出できるので、会食やイベントの多い年末年始に活用してください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
佐野有紀