「サンローラン」の映画『エミリア・ペレス』がゴールデングローブ賞最多受賞！ ミュージカルで描くスリリングなストーリー

「サンローラン プロダクション」の映画『エミリア・ペレス』がゴールデングローブ賞４部門で受賞！

ゴールデングローブ賞の会場で受賞を喜ぶ、映画『エミリア・ペレス』監督と俳優ら

サンローラン傘下の映画製作会社「サンローラン プロダクション」による長編映画『エミリア・ペレス』が、第82回ゴールデングローブ賞ににおいて、「作品賞」「助演女優賞」「外国語映画賞」「主題歌賞」の4部門で受賞！

本作は、同賞にて過去最多となる8部門10ノミネートに輝く快挙を果たしているほか、第77回カンヌ国際映画祭や第37回ヨーロッパ映画賞の主要5部門でも受賞しており、本年度アカデミー賞受賞も本命視されている実力派作品です。

本作を手がけた「サンローラン プロダクション」は、ファッション メゾン「サンローラン」のクリエイティブ・ディレクターを務めるアンソニー・ヴァカレロが設立した映画部門の子会社。2023年4月より、ラグジュアリーブランドとして初めて本格的な映画制作を開始し、部門初の長編となる本作で大躍進を遂げました。

映画『エミリア・ペレス』より

映画の舞台はメキシコ。麻薬カルテルのボスであるマニタスから、「女性としての新たな人生を用意してほしい」という極秘の依頼を受けた弁護士リタは、完璧な計画を立て、マニタスが姿を消すのをサポートします。

数年後、イギリスで新たな人生を歩むリタの前に現れたのは、性別適合手術を受け、女性として生まれ変わったマニタス――エミリア・ペレスでした。過去と現在、罪と救済、愛と憎しみが交錯する中、彼女たちの人生が再び動き出します。

映画『エミリア・ペレス』より

刺激的なストーリーをミュージカルに仕立てたのは、フランスの巨匠、ジャック・オーディアール監督。72歳の名匠の手によって、ダークでありながらも美しく、ロマンティックかつ悲劇的に描いた、至極のエンターテインメントが誕生しました。

主演は自身もトランスジェンダー女性であるカルラ・ソフィア・ガスコンが務め、その脇をセレーナ・ゴメス、ゾーイ・サルダナといった、人気と実力を兼ね備えた女優のアンサンブルが固めます。

映画『エミリア・ペレス』より

長編ミュージカル映画『エミリア・ペレス』は、日本では2025年3月28日（金）より、新宿ピカデリーほか全国の映画館にて公開予定。今から公開が待ちきれませんね！

映画『エミリア・ペレス』詳細

監督・脚本：ジャック・オーディアール『君と歩く世界』『ゴールデン・リバー』『パリ13区』
出演：ゾーイ・サルダナ、カルラ・ソフィア・ガスコン、セレーナ・ゴメス、アドリアーナ・パス
製作：サンローラン プロダクション
配給：ギャガ

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