2025年1月5日(日)、アカデミー賞の前哨戦として注目されるゴールデングローブ賞が、ロサンゼルスのビバリーヒルトンホテルで開催されました。セレモニーを盛り上げた女優たちのドレスは、メタリックやクラシカルなスタイルがトレンド。ハリウッドらしい華やかさに魅了される、レッドカーペットの様子をチェックしていきましょう。
■1:デミ・ムーアは…トロフィーのような重厚さ!スワロフスキー輝くシャンパンドレス
『サブスタンス』での演技でノミネートされたデミ・ムーア。スワロフスキー・クリスタルがあしらわれた「アルマーニ プリヴェ」のドレスを纏っています。ボディに沿ったラインは膝上あたりからアシンメトリーに広がり、クラシカルなスタイルをモダンに演出。
■2:アンジェリーナ・ジョリーは…スパンコールが眩い!グラマラスな煌めきのロング&リーンなシルエット
マリア・カラスを演じたNetflixドラマ『マリア』でノミネートされたアンジェリーナ・ジョリー。薄手の生地に、黒と銀のスパンコールが流れるようなラインで全体に施された「マックイーン」のドレスを纏っています。肌見せ少なめなデコルテと、歩くたびにスリットからのぞく美脚の緩急あるコントラストに色香が漂います。
■3:ニコール・キッドマンは…美しい背中で魅了!スパークリングなクリスタルドレス
『ベイビーガール』で映画・ドラマ部門の主演女優賞にノミネートされたニコール・キッドマン。クリスタルのラインストーンが刺繍された生地とワンショルダー、ゴージャスなトレーンがが特徴の「バレンシアガ」のドレスを纏っています。優しくボディを包むドレープがとてもフェミニン。潔く肌見せした背中に迫力が漂います。耳元はブシュロンのドロップタイプのジュエリーを飾って、顔周りの華やぎを後押し。
■4:ケイト・ブランシェットは…カンヌで纏ったドレスを刺繍でアップサイクル
『ディスクレーマー 夏の沈黙』での演技により、女優賞にノミネートされてたケイト・ブランシェット。昨年5月にカンヌ国際映画祭で映画『Rumours 噂』のプレミアで初めて着た「ルイ・ヴィトン」のドレスをアップサイクルしています。デコルテにマイクロゴールデンビーズを用い、ハンドメイドの刺繍があしらわれたことでさらに華やかなムードに。
■5:アンナ・サワイは…ミニマルなラインと絶妙なペールトーンが美しいIラインドレス
『SHOGUN 将軍』でドラマ部門の優秀主演女優賞を受賞したアンナ・サワイ。制作に450時間かかったと言われる「ディオール」のカスタムドレスを纏っています。着物のようなシルエットにも見えるミニマルな一着を「カルティエ」の存在感のあるチョーカーでモードに盛り上げています。
■6:エル・ファニングは…レオパードとピーチカラーの甘辛ミックス
スパンコールがあしらわれたレオパードの胸元と、シャープなVのネックラインがインパクトあるドレスで登場したエル・ファニング。自身へのノミネートはないものの、『リプリー』での演技が評価され、テレビシリーズ助演女優賞の部門にノミネートされている姉、ダコタのサポート役として出席しました。ドレスはボディに沿ってねじれるようドレープが寄り、スカートはたっぷりと膨らむデザイン。繊細な細ベルトによって絞られたウエストラインが上半身を小さく見せ、バランスを高めています。
■7:ゼンデイヤは…リッチな艶めき!存在感をアピールする個性的なカラー
『チャレンジャーズ』で、映画部門コメディ&ミュージカルの主演女優賞にノミネートされたゼンデイヤ。2016年の初出席から約10年ぶりの登場であるとともに、左薬指に輝くダイヤモンドに視線集中。トム・ホランドと婚約か、と話題をさらっていました。ドレスは「ルイ・ヴィトン」のもの。オレンジが目を引く、ドラマチックなシルエットのサテンドレスと、揃いのポインテッドトゥのパンプスをスタイリング。ストラップレスのネックラインと、クラシカルなウエーブヘアで往年の女優のような迫力を纏っています。
第82回ゴールデングローブ賞授賞式での女優たちの華麗な装いをご覧いただきました。スターたちの美しさを際立たせる、非日常を感じるドレスルックはまさに眼福ですね!
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子