旅のエキスパートが目に焼き付けたもの、心に刻んだものとは?【追憶の「冬旅物語」】
旅先で、ふとした瞬間、心をつかまれ、カメラに収めてしまう風景たち。旅を愛するプレシャスキャリアによる本人撮影カットを交えて、冬旅ならではの心象風景について教えてもらいました。
今回はそのなかから、「HiRAO INC」代表取締役の平尾香世子さんに、韓国・済州島への旅についてお話しをうかがいました。
「HiRAO INC」代表取締役・平尾香世子さん「ノーベル文学賞作家、ハン・ガンの世界観に惹かれて。済州島へと向かい、建築巡りを」
「韓国の作家、ハン・ガンの著作『すべての、白いものたちの』が好きで、韓国の寒々しい景色に漂いたくなり、済州島へ冬の弾丸旅。水上に浮かぶ姿からノアの方舟とも呼ばれている、在日韓国人の建築家・伊丹潤の『Bangju Church(空の教会)』や、地元の建築事務所Atmoroundのカフェなど巡り、その美しさを堪能しました。
冬旅は、静けさそのものに身を沈めるような場所に行くのが好き。外の世界が静まるぶん、自分自身と向き合う時間が増え、新たな気付きが得られる。その時間こそが至福なのです」
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- EDIT&WRITING :
- 本庄真穂、喜多容子(Precious)