旅のエキスパートが目に焼き付けたもの、心に刻んだものとは?【追憶の「冬旅物語」】
旅先で、ふとした瞬間、心をつかまれ、カメラに収めてしまう風景たち。旅を愛するプレシャスキャリアによる本人撮影カットを交えて、冬旅ならではの心象風景について教えてもらいました。
今回はそのなかから、『モダンリビング』ブランドディレクターの下田結花さんに、東京と北海道での二拠点暮らしについてお話しをうかがいました。
下田 結花さん(『モダンリビング』ブランドディレクター)「降りしきる雪をただただ眺め、童心に返って雪と戯れる。東川町での暮らしは飽きることがありません」
「旭川空港から車で10分ほどの場所にある東川町と、東京での二拠点暮らしを始めて3年ほど、特に冬の景色に心奪われています。空から舞い降りる雪をただ眺めるだけで、穏やかな心もちになるのだから不思議。
私のおすすめはふわふわの雪の中を歩くスノーシューと、氷点下20℃の朝のアイスプレート。夜、器に水を張って実や葉を浮かべて外に出しておくと、翌朝この世にひとつの作品が完成。
日中少しずつ溶けていく様も美しくて。そんな瞬間美を愛でる日々が愛おしくてたまらないのです」
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- EDIT&WRITING :
- 本庄真穂、喜多容子(Precious)