「喚く」ってなんと読む?「かんく」ではあませんよ!

明日、1月19日は119(いいくち)の語呂合わせで『いいくちの日』です。歯のケアだけでなく口の中全体の口内環境を健康な状態に保つという意識を高めてほしい、という願いで設けれました。歯や歯ぐきのケアには、時間の計画が必要なケースもございますので、1年の始まりである1月に、改めて見直してみてはいかがでしょうか? ということで、本日は漢字の左側が「口」である「口偏の漢字」から日本語クイズをお送りします。

【問題1】「喚く」ってなんと読む?

「喚く」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「大声でさけぶ」「大声をあげて騒ぐ」などの意味する言葉です。

<使用例>

「もとはあの人が悪いんだから、こうなって泣こうが喚こうが知ったことではないわ」

「○○く」。
「○○く」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 喚く(わめ-く) です。

「喚(カン)」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読みかた」です。
「喚(カン)」の表外読み(常用漢字表に掲載されない読み方」です。

「喚く」と書いて「わめく」という読み方は表外読みですが、小説などでも比較的登場しやすいので、読めたほうが無難です。

さて2問目にまいりましょう。

【問題2】「啄む」ってなんと読む?

「啄む」という日本語の正しい読み方をお答えください。

ヒント:「鳥がくちばしで物をつついて食う」ことです。

<使用例>

「彼女は小食で、いつも小鳥が啄む程度しか食べないのよ」

「○○○む」。
「○○○む」。

…さて、正解は?

※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は↓に‼
正解は↓に‼

正解は… 啄む(ついば-む) です。

「啄木鳥(きつつき)」に使われている字です。

早逝の歌人・石川啄木(いしかわたくぼく)のペンネームにも入っている字ですね。常用漢字ではありませんが、「啄む」と書いて「ついばむ」という読み方、大人の教養として知っておきたいところです。

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本日は1月19日『いいくちの日』にちなんで、「口偏の漢字」から、

・喚く(わめ-く)

・啄む(ついば-む)

の読み方をおさらいいたしました。

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Precious.jp編集部 
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参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
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ILLUSTRATION :
小出 真朱