初の大型展覧会『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』が東京・原宿にやってくる!
世界巡回展として2024年に上海で初めて開かれた大型展覧会『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』が、いよいよ東京・原宿にて3月29日(土)より開催されます。
本展は、これまでのロエベの豊かな歴史やスペインの伝統、手仕事への献身を称えるもの。1846年にレザー職人が集う工房としてマドリードで創業したロエベが、世界有数のファッションブランドに成長するまでの進化の旅を辿ります。
スペインの風景や音による没入感を感じる会場には、パリのランウェイで披露されたデザインや、アイコニックなロエベのアーカイブ、日本国内外でおこなってきたコラボレーション作品の数々を展示。精巧な手仕事を間近で鑑賞できる貴重な展覧会となっています。
■職人技が息づくセレブリティが着用した衣装など
ビヨンセが2023年のルネッサンス・ワールド・ツアーで着用したカスタムウェアやテイラー・ラッセルがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された2024年のメットガラで披露したカスタムウェアを展示。ゴールドクリスタルが全身に散りばめられていたりと、職人たちの高度な技巧に圧倒されます。
また、ロエベ 2024年秋冬ウィメンズコレクションにて披露された、ユニークなメロンやアスパラガスのクラッチバッグも展示。ロエベらしい遊び心を宿しながらも、モダンなアートを思わせる精巧なクオリティは圧巻です。
■「スタジオジブリ」や京都の陶芸ユニット「スナ・フジタ」が織りなす世界も
本展では、多数のインタラクティブな空間が設けられているところも見どころのひとつ。コラボレーションで楽しませてくれたスタジオジブリや京都の陶芸ユニットの「スナ・フジタ」など、近年のロエベのコレクションにインスピレーションを与えた想像的な世界が広がります。
■日本の作家とのコラボレーション作品も特別展示
東京での開催を祝して、日本の作家とのコラボレーション作品や文化プロジェクトを紹介する特別展示も展開されます。
「ロエベ財団 クラフトプライズ」ファイナリストの四代田辺竹雲斎と渡部萌、2019年の大賞受賞者である石塚源太、そしてミラノサローネ国際家具見本市の展示でコラボレーションをおこなったARKO、松本破風、米澤二郎らの作品も登場。
16代 大西清右衛門が手掛けた「四方覆垂釜」と共に、400年以上にわたり、京都で茶の湯釜を造り続けてきた大西家のドキュメンタリー映像も披露されるそう。
ご紹介した『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』は、3月29日(土)〜5月11日(日)までの開催。事前予約制で、入場は無料です。
世界的なファッションブランドとしての表情だけでなく、これまでのメゾンの歴史やクラフト文化への熱き想いに触れることのできる本展へ、ぜひ足を運んでみてください。
【詳細情報】
『ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界』
期間:2025年3月29日(土)〜 5月11日(日)
時間:9:00〜20:00(最終入場時間 19:00)
入場:無料(予約制)
住所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6
問い合わせ先
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 池尾園子