柔らかなフェミニニティに満ちた『プリュム ドゥ シャネル』の世界
「シャネル」のハイジュエリーコレクション『プリュム ドゥ シャネル』より、新作ピースが披露されました。
オートクチュールメゾンである「シャネル」にとって、“羽根”は代名詞的なモチーフのひとつ。1910年に、雑誌に掲載されたガブリエル シャネルのポートレートでも、大きな白い羽根を飾った自作の帽子を着用しています。
1932年にはガブリエル シャネルが人生で初めて、そして唯一自身で手がけたハイジュエリーコレクション『Bijoux de Diamants』にて、プリュム（羽根）のブローチを発表。彼女の革新的かつモダンな感性を凝縮したジュエリーのひとつです。
そんなガブリエル シャネルのクリエイションに敬意を表し、再解釈したのが『プリュム ドゥ シャネル』。メゾンが誇る熟練のサヴォアフェールにより、風に吹かれているかのような羽根のボリューム感や動きが見事に表現されています。
細やかで複雑な装飾は、卓越した職人だからこそ成せる技。優美なフォルムを表現すべく、精緻に制作されています。
今回披露された新作では、ダイヤモンドのまばゆい輝きと、ピンクサファイアやピンクトルマリンのフェミニンな色彩が響き合うデザインが数多く登場。淡い色から鮮やかな色へと移ろうピンクのグラデーションが、エアリーな躍動感を際立てます。
第82回ゴールデン・グローブ賞のレッドカーペットに登場したマーガレット・クアリーも、『プリュム ドゥ シャネル』のヘッドピースを着用。クラシカルなヘアスタイルと共に話題となりました。
そのほか、バリエーション豊かに登場した『プリュム ドゥ シャネル』の新作から、本記事ではヘッドピース、リング、ブレスレット、ブローチの注目ピースをお届けします。
■１：ヘッドピース
■２：リング
■３：イヤリング
■４：ブレスレット
■５：ブローチ
そよ風にのって舞う羽根のように、軽やかで優美なフォルムを見事に表現した『プリュム ドゥ シャネル』の新作ハイジュエリー。永遠に色褪せない、ガブリエル シャネルのスタイルとエスプリが息づくコレクションの世界が、見事に体現されています。
※文中の表記は、WG＝ホワイトゴールド、PG＝ピンクゴールド、PT＝プラチナを表します。
※掲載した商品の価格はすべて税込みで、素材・カラット数はいずれも参考値です。
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- TEXT ：
- Precious.jp編集部
- WRITING ：
- 池尾園子
