淡色×質感で奥行きを。ノーブルさが際立つ「ヘイズカラーアイシャドウ」を主役に

モデルの大塚まゆかさんと、ディオールのアイシャドウ
 

かすみを感じる淡い「ヘイズカラーアイシャドウ」も今シーズン見逃せないトレンドのひとつ。これまでの影色で彫りをつくるアイメイクとは対照的なアプローチで、パレットのなかのペールトーンをまぶたの上に重ねることでハリを出し、立体感と奥行きを演出します。

特にパールやラメがあしらわれたヘイズカラーは、肌の上で光を優しく拡散させ、まぶたの濁りやしぼみを払拭、明るくイキイキとした目元へとアップデート。チークとリップは、ヌーディに抑えるほどアイメイクが際立ち、品格アップ。

淡くかすんだ「ヘイズカラーアイシャドウ」はヌードカラーとのマッチングで品格に満ちた3Dメイクへと昇華

ヘイズカラーのアイシャドウでメイクをしたモデルの大塚まゆかさん
ピアス¥50,600・イヤーカフ¥63,800・リング¥72,600(Hirotaka 表参道ヒルズ)、トップス/スタイリスト私物

かすみを感じるパウダーカラーを目元に纏いノーブルな空気感を。“今っぽさ”を体現する新バランスの春メイク

今シーズン、ファッションでもトレンドのパウダートーンの「ヘイズカラー」。メイクでも淡くかすんだアイシャドウに注目が集まります。これまでの目の際を締めるアイメイクとは一線を画し、まろやかな淡色だけを広く塗り重ねて、まぶたにハリと立体感を出すアプローチが新鮮。

特に微細なパールやラメを包含するタイプならその効果は絶大です。例えば、パールのジュエリーが肌を明るく照らし、気品をもたらすように、「ヘイズカラーアイシャドウ」で彩られた目元もまた、スポットライトが当たったような発光感とノーブルさを放ちます。

まぶたのくぼみや小ジワなどのエイジングサインが気にならなくなるところも大きな利点。チークとリップは、スキンカラーをチョイスしてヌーディに仕上げると「ヘイズカラーアイシャドウ」による3Dメイクの凛とした美しさがより際立ちます。

◇使ったアイテムはこちら

ディオールのアイシャドウ、スックのチーク、M・A・Cのリップ
上/[リップ]M・A・C  パウダー キス リキッド リップカラー ハビット ¥4,840、上から2番目/[チーク]SUQQU ブラーリング カラー ブラッシュ 106 ¥6,600(数量限定)、下/[アイシャドウ]パルファン・クリスチャン・ディオール ディオールショウ サンク クルール 812 ¥10,010(数量限定)

●【Key Item】[アイシャドウ]パルファン・クリスチャン・ディオール『ディオールショウ サンク クルール 812』…目元に知的な華やぎを宿して。

●[チーク]SUQQU『ブラーリング カラー ブラッシュ 106』…ミュート感のあるアプリコットのチークと淡いセージグリーンのハイライトが1パレットに。骨格の美しさを際立てる。

●[リップ]M・A・C 『パウダー キス リキッド リップカラー ハビット』…スフレのようなパウダリーなテクスチャーでふんわり色づく。マットな仕上がりながら潤いが持続する処方に。

【Eye】淡いヘイズカラーを重ねてまぶたの濁りを払い、明るく!

モデルの大塚まゆかさん
左/上まぶた・右/下まぶた

上まぶた(左)/アイホールより広めに左下トープをブラシでオン。左上ピンクで境目をぼかし、右上ミントグリーンをチップで際に。

下まぶた(右)/左下トープを小さめのブラシにとり、下まぶた全体に広げる。右下ローズウッドを指にとり、目尻にのせアクセントに。

【Cheek&Lip】ヌードカラーを組み合わせてアイメイクをより魅力的に

モデルの大塚まゆかさん
左/チーク・右/リップ

チーク(左)/チークとハイライトカラーをブレンドしてブラシにとり、頬骨の少し下からやや斜め上に向けて楕円形に入れる。

リップ(右)/アプリケーターにとったリキッドリップを、輪郭からはみ出さないようにのせたあと、指で唇全体にふんわり広げる。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

関連記事

問い合わせ先

PHOTO :
鈴木 宏(人物)、戸田嘉昭(パイルドライバー/静物) 
STYLIST :
望月律子(KIND)
HAIR MAKE :
尾花ケイコ
MODEL :
大塚まゆか
EDIT&WRITING :
新田晃代、五十嵐享子(Precious)