放置すると老け見え確定!スマホ二重アゴを解消するメソッド
今回、エイジングデザイナー・村木宏衣さんが教えてくれたのは、たるみやフェースラインのもたつきに効果的な「舌ストレッチ」。「首を傾けて舌を思いっきり出す」というユニークな動きのメソッドですが、しっかりとした理論に基づいているので、続けることでスッキリとした横顔を取り戻せますよ。

この「舌ストレッチ」でアプローチする筋肉は、「舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)」「舌骨下筋群(ぜっこつかきんぐん)」という舌の筋肉に加え、「顔の表情筋」、首からデコルテにつながっている「胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)」です。
「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」は、首の前面から側面にかけて舌骨を中心に位置する筋肉群で、このストレッチによって、内側からフェースラインを引き締める効果あり。そして、連動している表情筋、特に口周りの筋肉や頬の筋肉がしっかり使われるため、頬がキュッと引き上がりますし、加えて口角も引き上がるので、生き生きとした明るい表情になるのもメリット。
また、首を傾けることで胸鎖乳突筋がストレッチされるので、首のラインがスッキリ!首が細く、長くなって若見えにつながります。
このように、今回ご紹介する「舌ストレッチ」は、シャープな横顔美人に変わる要素が満載なので、ぜひ習慣化を!たった1分で完了するので、仕事の合間や家事のスキマ時間にこっそりやってみてくださいね。
■Step1:背筋をまっすぐに伸ばし、正しい姿勢をキープ
天井から1本の糸で吊るされているイメージを持ち、背筋をまっすぐに伸ばしましょう。

■Step2:首を傾けて舌を思いっきり斜め下に出す
首を右に傾けます。このとき右手を使ってストレッチをかけましょう。それから、舌を思いっきり伸ばすように、舌を斜め下に出します。この状態を15秒キープ。これを2回繰り返しましょう。左側も同様に行ってください。

【まとめ|スマホ二重アゴを解消!シャープな輪郭を取り戻す「舌ストレッチ」4か条】
1)スマホを悪い姿勢で見続けていると、二重あごやフェースラインのゆるみは深刻化。
2)解決策は動きづらくなった舌と首の筋肉を目覚めさせて引き締める「舌ストレッチ」。
3)アプローチする筋肉は、「舌骨上筋群」「舌骨下筋群」「顔の表情筋」「胸鎖乳突筋」。
4)首の奥から輪郭を引き締め、表情筋も胸鎖乳突筋にも働きかけるので若見え効果抜群。
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以上、「スマホ二重アゴを解消!シャープな輪郭を取り戻す『舌ストレッチ』」を教えていただきました。
アンチエイジングメソッドに限定して、毎週土曜日にテーマを変えてお届けします。
次回は3月8日の更新です。お楽しみに!


- PHOTO :
- 松原敬子
- EDIT&WRITING :
- 荒川千佳子