年齢を重ね、立場も上になった今、ビジネスマナーもアップデートする必要があるのではないでしょうか。自信にあふれ、洗練された、一目おかれるスタイル。女性らしい気配りができ、知的で、優雅なふるまい。そのためにおさえておくべき「ビジネスルール」を、N.Y.在住の国際イメージ・コンサルタント・日野江都子さんに教わります。

20年以上にわたって、日米のトップエグゼクティブを指導してきた厳しくも愛情に満ちたその言葉で、プレシャスキャリアに向けて、真のエグゼクティブとなるための外せないポイントを、シリーズでお届けしています。第2回目は「トップス」の選び方。

N.Y.在住の国際イメージ・コンサルタント、日野江都子さんに教わる「ビジネス ルール ブック」

「堅い印象のスーツを和らげるのは、上質でしなやかなトップスだけ」

ボウブラウス¥122,000(キートン)

プレシャスキャリアには、バリバリ頑張るイメージのシャツより、上質でしなやかなブラウスのほうが、大人の余裕と優美な風格を引き出せます。色やデザインは、奇抜ではないベーシックなものを。女性のジャケットは腕をすっきり見せるために、そで口に向かってタイトに仕立てられているものが多い。そのためトップスは、ジャケットの中でもたつかないものをおすすめします。

「シャツ襟のトップスは、ひとつ間違えるとリクルートかおじさん!?」

ノースリーブブラウス¥56,000(マックスマーラジャパン〈マックスマーラ〉)

シャツスタイルは着慣れていないと、残念ながらリクルートスーツか、性別を超えておじさんに見えてしまう危険性も…。そもそも男性のスーツはシルエットが四角いため、直線的なシャツとは相性がいいのですが、S字カーブを描くレディススーツにハリのあるコットンシャツは、ジャケットのフロントボタンを閉めたときに収まりが悪く、Vゾーンももたついて見えます。間違っても、ラペルにシャツの襟を乗せるW襟だけはしないように!

「首元周りの抜け感は、女性だけに許されたOKライン」

白ブラウス¥75,000(サン・フレール〈レ・コパン〉)

男性の正式な装いで肌を見せていいのは、首から上と手首から先というのが鉄則。しかし女性の場合は、だいぶ緩和されています。年齢を重ね、若いときよりもほっそりしてくる鎖骨部分は、女性が女性である、美しさの証。首元周りの適度な抜けは、過剰にならない女性のエレガンスを印象づけます。

この記事の執筆者
TEXT :
日野江都子さん 国際イメージコンサルタント
BY :
『Precious10月号別冊付録』小学館、2016年 / 2017.7.16 更新

東京生まれ、ニューヨーク在住。国際イメージコンサルタント。 武蔵野美術短期大学在学中、コロンビア大学(米国・NY)へ留学。武蔵野美術大学卒業後、パーソンズ美術大学(米国・NY)に留学、「ファッション&イメージコンサルティング」コース修了、ディプロマを取得。フリーランスを経て、2004年、ニューヨークで株式会社リアル コスモポリタンを設立、CEOに就任。ニューヨークと東京を拠点とし、国際イメージコンサルタントの第一人者として20年超にわたり活躍。日欧米亜合わせ数千人の、国際的に活躍するトップエグゼクティブ、政界・財界人をはじめとしたハイプロファイリングクライアントのコンサルティングを手掛ける。 AICI(国際イメージコンサルタント協会)ニューヨーク支部ボードメンバー。スティービーアワード審査員。 主な著書『仕事力をアップする身だしなみ 40のルール』(日本経済新聞出版社) 、『Premium Image management for Men』DVD監修(SONY PCL)、『NY流 魅せる外見のルール』(秀和システム) 等 好きなもの:ビーチの香り、空港、海、東京、ニューヨーク、海、光、黒猫、ハスキー犬、トレンチコート、白、青、黒、ネイビー、端正なスーツ、ランブルスコ、筋肉痛、本(書店)、文房具(文具店・画材店)、アトリエの匂い、大型作品制作、実験、空、ふわっとした肌触りのもの、ロックな思考、レオパード柄、自分の知らないこと、ステージの袖、嵐の日、大雪の日

公式サイト:Real Cosmopolitan Inc.
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クレジット :
構成/兼信実加子