定番の白シャツも、着こなしアレンジひとつで流行テイストのおしゃれにアップデートできます。ゆるりとスローなムードに仕上げるスタイリング術に注目です。
■1:レイラ・カシュニプールは…落ち着いた白×ブラウンをサイズ選びでこなれた表情に

こちらはジュエリーデザイナー、レイラ・カシュニプールが2025年3月半ばにパリで見かけられたときの着こなしです。白シャツにスエードのジャケットを肩かけし、パンツにもブラウンのスエードを投入していました。シャツのデザイン自体はいたってシンプルですが、丈が長くパンツからアウトして着こなすアレンジが、今っぽさを印象づけています。コットンの白シャツとスエードのブラウングラデという素材&カラーミックスも、リッチさの決め手に。同時に、ゆるっとしたサイズ選びにこなれたムードもアピールできるので、こだわってみてください。
■2:ルドヴィカ・ラガッツォは…存在感あるベルトがロング丈シャツをバランスよく

コンテンツクリエイターとして活躍するルドヴィカ・ラガッツォは、2025年4月頭にミラノでキャッチされていました。白シャツに合わせた黒パンツの上から、ベルトでウエストをマーク。幅が太めでゴールドの金具がポイントになったベルトで、オーバーサイズのシャツとパンツを引き締めて見せています。ベルトの効果で、ゆるりとした着こなしがだらしなく見えず、今どきムード抜群です。モノトーンできりっとした表情のコーディネートに、バッグのボルドーで女性らしさをプラスできています。
サンダルで素足をちら見せしたところも抜け感になって、全身のバランスが良好に。
■3:タム・マクファーソンは…×ウォッシュドデニムなら爽やかかつナチュラルそのもの

ライフスタイルサイト『ALL THE PRETTY BIRDS』のファウンダー、タム・マクファーソン。2025年2月末、ミラノでスナップされた日は、白シャツにデニムをはいていました。シャツはボタンが胸下までデザインされ、ヒップが隠れるロング丈です。細いパンツを合わせることも多いですが、彼女はストレートシルエットのデニムをセレクトして、トップス×ボトムともにBIGサイズでまとめています。よって、リラックスした雰囲気とともに新鮮さをアピールできています。絶対的に爽やかでクリーンに見えるアイテム合わせなので、春のおしゃれに欠かせません。
ボルドーのバッグやブラウンのフラット靴といったリッチさが漂う小物使いにも注目です。
白シャツを今っぽく着こなしていた3人のスナップをお届けしました。定番の白シャツを今っぽく見えるアレンジやアイテム選びで旬のコーディネートをつくって楽しんでいます。おしゃれの達人たちのテクニックをマスターしましょう。
関連記事
- 無難にさせない、シャツ×ジーンズの組み合わせ【コーデ実例29選】
- 「Tシャツ×デニム」は振り幅無限大! コーデ見本集【27選】
- リッチさが光る「ブラウンのフラット靴」で春のシンプルモード3選【海外スナップ】
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀