働き方が多様に変化しても、ビジネスへの真摯な姿勢を表すのに、ベーシックスーツは最も有効!
そこで、雑誌『Precious』5月号では【新しい時代を駆け抜ける「プレゼンスーツ」の名品】と題し、スーツづくりに一家言あるブランドで、エグゼクティブの知性と個性が輝くとっておきの一着を調査。
ディテールやデザインにさりげなく今のムードを薫らせた名品スーツの魅力を、余すところなくご紹介しました。
今回はその中から、モードな「ジル サンダー」のスカートスーツをお届けします。
Jil Sander(ジル サンダー)|ポジティブムードを誘うクリーンなボクシーフォルム
研ぎ澄まされたデザインのなかに、モードのエッセンスが散りばめられた「ジル サンダー」らしいスカートスーツ。ニュアンス豊かなピーチカラーも、周囲に親しみやすさを印象づけて。
ボクシーシルエットのジャケットを彩る幅広のラペルやスタンドカラーの襟ぐり、フロントのコンシール(隠し)ボタンなど、計算されたディテールも秀逸。
クロップド丈のジャケットに合わせたミディ丈スカートは、両サイドにボックスプリーツを施すことで甘さも抑えられ、軽快な雰囲気。

2枚のバージンウール地を1枚に縫い立てた、高級感溢れるリバー仕立てのスカートスーツ。ジャケットは、総裏仕様。存在感抜群で、ダイナミックなビッグラペル。袖のクリースはフォーマルなスタイルから着想。
〈CLOSE UP!〉

Aラインシルエットのスカートは、ダブルレイヤーでメリハリアップ。両サイドには、足さばきのいいボックスプリーツを採用。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
問い合わせ先
関連記事
- 品格が漂う「セリーヌ」の3ピーススーツ|クラシック&モダンなデザインの端正スーツでアピール!
- 洗練された「エルメス」の極上レザーセットアップ|スポーティなパンツスタイルもエレガントな佇まいへ
- 【スタイリスト・大西真理子さんが考える】遊び心が効いた「サンローラン」のテイストミックススタイル|意外なマッチングが印象鮮度をアップ
- PHOTO :
- 小池紀行(CASK)
- STYLIST :
- 三好 彩
- EDIT :
- 兼信実加子、安村 徹(precious)