印象がぼんやりして見えるのは避けたい淡色の装い。アン・ハサウェイを参考にすれば、メリハリがあり、都会に映えるスタイリッシュさを叶えることができます。

■1:甘いピンクを身近に引き寄せ! 黒ジャケットを重ねればラフにならない

ジャケットの袖をまくり、インのピンクを袖元からも覗かせ立体感をアップ。
ジャケットの袖をまくり、インのピンクを袖元からも覗かせ立体感をアップ。

2025年3月10日、2026年公開予定の映画『Varity(原題)』の撮影合間にキャッチされたアン・ハサウェイ。甘いパステルピンクは、リラクシーなスウェット素材のセットアップで取り入れ、カジュアルダウンすると身近な存在に。そこにソールのピンクやボディのネオンイエローがアクセントのスニーカーを合わせ、高揚感を漂わせながらアクティブさを助長。相反する黒のレザージャケットを重ねると、スウェット×スニーカーのイージースタイルがたちまちタウン仕様に。ピンクの甘さも中和されて一石二鳥です。

■2:メタリックな輝きを宿してベージュの装いをぼんやりさせない

きゅっと結んだハイポニーテールヘアでハツラツと。
きゅっと結んだハイポニーテールヘアでハツラツと。

2025年4月17日、トライベッカで開催された「ラルフ ローレン」のショーへ。ベージュで繋いだトレンチコートとパンツの組み合わせでセットアップ風に。クラシカルなトレンチコートも、シャカシャカ素材とドロストのデザインで軽快さが漂っています。さらにラメ混のパンツで光を味方につければ、間延びを解消することに成功。メタリックなバッグとサンダル、ゴールドジュエリーを足して華やかさを盛り上げました。

■3:アイシーなブルーにシルバーを融合させてひんやりクールなオーラを放つ

清涼感漂う着こなしなので、ほんのりウエッティなウエーブヘアスタイルと青みピンクのメイクで統一感を。
清涼感漂う着こなしなので、ほんのりウエッティなウエーブヘアスタイルと青みピンクのメイクで統一感を。

2025年4月25日、多くのセレブリティたちが参加した、ジジ・ハディッドの30歳のバースデー・パーティに、夫のアダム・シャルマンと参加したアン。華やかなセレブレーションの場に相応しい白のフローラルスパンコールミニワンピースに、アイシーブルーの軽アウターを重ねて瑞々しさを演出。メタリックシルバーのバッグとアンクルヒールサンダルでキレの良さを授けながら、フェミニンのなかにひんやりクールなムードを共存させました。


アン・ハサウェイの最新「淡色コーディネート」を3選ご紹介しました。優しげなカラーはぼんやりさせず、甘さをセーブして大人ならではの魅力を醸しましょう。

関連記事

PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香