斜めがけバッグの次に、この春、ファッショニスタたちが注目している横長のレザーバッグ。新鮮かつ若々しいアクティブさもアピールできて見逃せない存在なので、最新スナップからコーディネートとともにチェックしましょう。

■1:マヤ・ホークは…ブルーグラデでまとめれば爽やかさとリラックス感が香って

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小さめレンズのサングラスでクールさを高めています。

イーサン・ホークとユマ・サーマンを両親にもつ女優のマヤ・ホーク。2025年4月末にN.Y.でスナップされた日は、淡いブルーのシャツにデニムを合わせて、ネイビーのジャケットを羽織っていました。すべてのアイテムをゆるっとサイズかつブルーのグラデーション配色でまとめているので、清潔感が漂うリラックスムードを演出できています。その仕上げにプラスしているのが、横長フォルムのバッグです。シャツと同じペールブルーが軽やかなニュアンスづけとなって、抜け感にも。

ストラップが長めなのでショルダーにしても、アクティブさを印象づけられそうです。

■2:ルアンヌ・エメラは…柄スカートが主役の軽快カジュアルにバッグでモードさを加味

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シューレースにもネイビーを投入して全身に統一感を。

こちらはフランスの歌手、女優として活躍するルアンヌ・エメラが、2025年4月半ばにミラノで見かけられたときの着こなしです。インナーとブルゾンをネイビーでまとめ、スカートにバンダナ柄を合わせていました。

ネイビーをベースに、バンダナ柄とソックス&スニーカーに白をトッピングした品のいいカラーリングの着こなしに投入したのは、ブラウンのバッグです。ダークなブラウンが引き締め役となると同時に、リッチさをもたらしています。横長フォルムなら、面積も大きく見えず重たくなりません。コーディネートにスタイリッシュさが加わって、モード感もアピールできています。

■3:ソフィア・ガイスは…全身のクリアホワイトから色をズラシて辛口アクセントに

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バッグはチャームで飾るのが、おしゃれなファッショニスタの常識に。

ドイツ在住、デジタルクリエイター、ソフィア・ガイスは、2025年4月初旬ベルリンでキャッチされていました。インナーのTシャツとオーバーシャツ、ワイドパンツをすべて、白でまとめて颯爽とした佇まいに。Tシャツを短くコンパクトサイズにして、ウエストをちらっと見せているアレンジでワイドパンツを軽快に仕上げています。オール白でまとめるより、バッグに選んだややグレイッシュなカラーがかっこよさをもたらし、ハイセンスです。スタイリングとやや色をズラすと、なじみつつも小物使いが光るポイントとなって、大成功です。すっきりスマートで大人っぽくまとまるので、ぜひトライしてみては?


横長いフォルムのバッグを愛用していた3人のファッショニスタをご紹介しました。ベーシックなコーディネートに新鮮ニュアンスをもたらし、モードに生まれ変わります。これからバッグを購入するときの候補にしてみてはいかがでしょうか?

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EDIT&WRITING :
佐野有紀