夏にファンデーションがヨレやすくなるのは、皮脂や汗の分泌がいつもより活発になるから。しかし、夏は、エアコンや紫外線によって肌が乾燥しやすい時期でもあります。ヨレやすいからといってさっぱりとしたアイテムばかり使うと、乾燥崩れを引き起こしかねません。いつも涼やかな美しさをキープされているPrecious専属モデルの真樹麗子さんはどんなベースメイクアイテムを選んでいらっしゃるのでしょうか。

大人の夏肌には"潤いながらもピタッとフィット"が大事!
「暑さや湿度でメイクの崩れが気になる季節になってきました。ベースメイクがヨレると清潔感がなくなりますし、疲れた印象に見えてしまうので、これまでは、サラッとした感触のものや、汗や皮脂を抑えるものを選んでいました。しかし、大人の肌は、エアコンや紫外線による乾燥崩れも多いと気づきました。
このことから、私の夏のベースメイクの3条件は、崩れ防止、紫外線対策、乾燥に行きつき、網羅できそうな大人のブランドから選んでみることにしました。元々色々なアイテムを試すのが好きなので、アイテムごとにさまざまなブランドから選んできましたが、崩れ防止を重視するなら、同じブランドで揃えるとフィット感が高いと感じます。何より、重ねたときの相性も重要なので、ブランド揃えなら失敗知らずです。
いまどきのベースメイクアイテムは、カバー力が高いのに厚塗り感がなく、自然な仕上がりになれるものが豊富。ぜひアップデートして、涼やか美人を一緒に目指しましょう!」(真樹さん)
そんな真樹さんがいま愛用されているベースメイクアイテムを教えていただきました。
「下地はラベンダーカラーで透明感を引き出すのが涼しげ顔のコツ」(真樹さん)

「涼やかな顔に見せるコツは、透明感が必要だと考えます。ですので、下地は自然なトーンアップ効果のあるラベンダーカラーを選びます。エスティ ローダーの下地は、ナチュラルなトーンアップ効果と高いUVプロテクション効果があって夏に重宝。保湿力も高く、キメがすんっと整って、内側から輝くような肌になれます。日焼け止めだけでは叶わない仕上がりなので、この下地はマストアイテムです」(真樹さん)
「クリームファンデーションでこんなにも崩れ知らずになれるなんて!と感動」(真樹さん)

「クリームファンデーションはカバー力と保湿感が高いからどちらかというと冬向き…という思い込みを覆されたのがこちら。厚ぼったくならずに均一にフィットして、感動的なまでにヨレ知らずです。ルビーやパール、サファイヤといったラグジュアリーな素材から作られた成分のおかげで、毛穴をふわっとぼかしてくれる効果も高く、夜になると鼻まわりのファンデーションが落ちてしまっているということがありません。美容クリームのようななめらかなテクスチャーなのでゴワついやすい夏肌にもなじみがよく、使い心地も大満足です」(真樹さん)
「瞬時にパウダーに変化するクッションを部分的に重ねて、崩れ防止とUV効果を高めます」(真樹さん)

「目元や頬など、ポイントメイクをする部分にはパウダーを重ねてサラッとしたいたいところ。でも、粉っぽくはなりたくないので、私はつけるとパウダーに変化するクッションファンデーションを重ねます。SPF配合だからUVカット機能を重ねられますし、クッションだから軽やかで厚塗りにならず、フィット感も抜群です」(真樹さん)
パウダー代わりに使えるクッションファンデーションや、崩れ知らずの肌を作る組み合わせは、日々たくさんのコスメを試している真樹さんならではの発見ですね。ぜひ参考になさってみてください。
※掲載している商品の価格は、すべて税込です。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- WRITING :
- 越後有希子