おしゃれ小物として人気再燃中のスカーフ。大判を選べば冷房や紫外線よけになり、かさばらないのでバカンスのパッキングリストに加えておくのもおすすめです。注目のスカーフで2025年の夏らしく装っていた5名をご紹介します。

■1:シャロン・ストーンは…オレンジのスカーフをベルト代わりに巻いてシンプルシックを格上げ

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大粒クリスタルのテニスネックレスでプレイフルに。

2025年6月2日、ビバリーヒルズでキャッチされた女優のシャロン・ストーン。シングルジャケットとストレートパンツのセットアップを凛と着こなしています。インナーは風通しのいいリネンの白シャツを選んで爽やかに。シューズはシャツとリンクする白のヒールローファーでマスキュリンに仕上げています。

そして、ミニマルなスタイルにアクセントを添えているのが、ウエストに巻いたオレンジのパターンがあしらわれたスカーフ。細く折りたたんで、ベルトのようにアレンジしています。コニャックカラーのスクエアなバッグとトーンがリンクし、ツイストの効いたスーツスタイルを完成。

■2:ギリ・ビーガンは…モノトーンのグラフィカルなプリントでミニマルなムードを堪能

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「セリーヌ」のかごバッグがリゾートらしいムードを添えています。

2025年5月16日に第78回カンヌ国際映画祭の4日目に、『JOYS MAGAZINE』編集長のギリ・ビーガンをスナップ。ベージュシルクのマキシスカートと黒シャツの組み合わせにストライプのスカーフをあしらっています。三角折りで柄をしっかり見せるアレンジに。コントラストの効いたプリントがモノトーンをドラマティックにアップデートし、足元のトングサンダルと合わせ、エッジーなエッセンスの効いた着こなしにまとめています。

■3:アルバ・ガラビート・トーレは…大判を腰に巻いて今季人気のアレンジに

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ロングネックレスや品格小物をトッピングしてシンプルルックを優美に演出。

2025年5月7日にパリで行われたストリートファッションフォトセッションにて、インフルエンサーのアルバ・ガラビート・トーレが披露した着こなしです。「フランキーショップ」の白Tシャツを、黒のリネンパンツにタックイン。黒とゴールドのシルクスカーフを対角線上で半分に折り、ウエストに巻いています。今季、インフルエンサーのSNSでよく見かけるこのアレンジは、こんなワンツーコーデをエレガントにクラスアップさせるのに最適。さらに気になる腰回りをカバーし、マルチタスクを果たしてくれます。

■4:エマ・レジェは…白シャツの首元に巻いて往年の女優スタイルに

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スカートと同じブラウントーンのスカーフで統一感を演出し品よく。

2025年3月8日、パリファッションウィークでカナダ出身インフルエンサーのエマ・レジェをスナップ。白シャツと裾に向かって広がるスカートのコーディネートの襟元に、スカーフをリボン結びであしらっています。シンプルなシャツのキリッと端正な佇まいにスカーフが華やぎを添えて、クラシカルかつエレガントな仕上がりに。シャツの襟元を大きく開けることで抜け感を叶えています。ちょこんと手持ちしたミニバッグがモダンな味付けをプラス。

■5:パリコレのゲストは…一点投入で旬のムードを醸すバンダナ柄

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艶やかな足元がダークな装いに立体感を添えて。

2025年3月8日、パリファッションウィークを訪れていたゲストの着こなしです。ネイビーのニットに黒パンツのマスキュリンかつミニマルな装いを今どきなムードにグッと格上げしているのが、ネッカチーフ風に巻いたブルーのスカーフ。スポーティなバンダナ柄がマダムなムードを回避し、トレンドライクな着こなしを叶えています。


今回は「スカーフアレンジ術」にフォーカスし、5人のファッショニスタのスタイリングをご覧頂きました。活用度の高いスカーフ、ぜひ夏服のスタイリングに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子