「短夜(○○○○)」・・・なんと読む?
明日、6月21日は、令和7年の「夏至」です。1年のうちで、昼が最も長く、夜が最も長くなる日ですね。ということで本日は「長」「短」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「長刀(○○○○)」ってなんと読む?
「長刀」という日本語の、かな4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「長い柄の先に反り返った長い刀をつけた武器。また、それを使う武術」です。
<使用例>
「江戸時代には、長刀(○○○○)は女性用の武器だったのよね」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 長刀(なぎなた) です。

「長刀」は「ちょうとう」「ながかたな」とも読みますが、「なぎなた」という読み方が最もポピュラーです。「ながかたな」と読むと「刀身の長い刀」という意味になり、「ちょうとう」と読むと、「なぎなた」「ながかたな」のどちらの意味でも使う言葉になります。
さて、2問目にまいりましょう。
【問題2】「短夜(○○○○)」ってなんと読む?
「短夜」という日本語の、かな4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「夜明けの早い夏の夜」を指す言葉です。
<使用例>
「短夜(○○○○)の時期は、犬がすごく早起きして、私も早く起こされるの」

…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。

正解は… 短夜(みじかよ) です。

「短夜」は「みじかよ」「たんや」どちらで読んでも意味は同じです。現代俳句の夏の季語にもなっている言葉です。
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本日は、6月21日、令和7年の「夏至」にちなんで、「長」「短」という字の入った日本語から、
・長刀(なぎなた)
・短夜(みじかよ)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/国立天文台ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱