2025年 Precious 6月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

2025年6月号表紙
『Precious』2025年6月号(2025年5月7日発売)の表紙、カバーモデルは大政 絢(Precious専属)

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、暑さも湿度も厳しい夏をエレガントに乗り切れる装いが多数ランクイン。シンプル一辺倒になりがちな夏スタイルを、風通しのいい素材やデザインで涼感を演出しつつ、洗練された佇まいに昇華した着こなしが注目されました。

それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?

【10位】白シャツ×グレーのロングタイトスカート

10位P122
靴[ヒール:1.5cm]¥116,600(トッズ・ジャパン)、シャツ¥69,300(グルッポタナカ〈リビアナコンティ〉)、スカート¥49,500(Chaos GINZA SIX〈カオス〉)、眼鏡¥49,500(モスコット トウキョウ)、時計¥1,111,000(オメガ)、ピアス¥308,000・ブレスレット¥258,500(ハム 神宮前 アトリエ&ショップ)、バッグ¥781,000(ヴァレクストラ ジャパン)[Precious2025年6月号122ページ]撮影/熊澤 透

「仕事にも使えるシンプルさがいい」「サンダルの抜け感が効いている」などのコメントが寄せられたのは、白シャツ×グレーのロングタイトスカートに、ボルドーのフラットサンダルで洗練されたリラックス感をプラスしたコーディネート。

ワントーンコーデではないものの、アクセントとなるサンダル以外はクールトーンでまとめている点に着目して、「統一感のある色合いで上品に見える」という意見もいただきました。

【9位】シアーブルーのブラウス×白Tシャツ×グレーのデニムパンツ

9位P93
“ベイジ,”のブラウス¥35,200・“エステータ”のTシャツ¥15,950(オンワード樫山)、パンツ¥88,000(サン・フレール〈アイスバーグ〉)、眼鏡¥48,400(アイヴァン 東京ギャラリー)、チョーカー¥187,600・ネックレス¥126,700・ペンダント¥50,400(トムウッド 青山店)、バッグ¥184,800(メゾン・ディセット〈ロド〉)、靴¥159,500(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)[Precious2025年6月号93ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

涼やかなブルー、グレー、ホワイトなど、クリーンな気配を生み出すカレーパレットによる「アイシーグラデーション」の配色は、視覚的にも涼しい印象を与えてくれます。そこに知的なラグジュアリーさを授けるのが、シルバー小物。

シアーブルーのブラウス、白Tシャツ、フェードグレーのデニムで仕上げた清々しいカジュアルスタイルも、ネックレス&ペンダントの重ねづけとボリュームスリッポンがクラスアップの決め手に。「カジュアルだけど女性らしい品のよさがある」「爽やかさと大人の落ち着きを兼ね備えている」と評価される装いに仕上がっています。

【8位】ビターブラウンのオールインワン

8位P70
オールインワン¥121,000(ジョゼフジャパン)、ベルト¥24,200(グルッポタナカ〈リビアナ コンティ〉)、ピアス¥931,700・ネックレス/上から¥2,359,500・¥2,458,500(フォッペジャパン〈フォッペ〉)、時計¥1,991,000(オメガ)、バッグ¥209,000(ピエール アルディ 東京)、靴¥163,900(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)[Precious2025年6月号70ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「きちんと感、リッチさ、軽やかさがすべて揃っている」と絶賛のコメントが届いたのは、モードなゆとりと知的なプリーツが融合する才色兼備なオールインワンスタイル。

シックなビターブラウンのオールインワンは、ゆったりとした身頃やなだらかに広がるワイドレッグに今季らしいフォルムの遊びが光り、抜群にスタイリッシュ。滑りのいい生地とモダンなランダムプリーツも爽やかな佇まいを後押しします。

スタイルアップの鍵となるウエストマークのベルトなど随所に散りばめたゴールドもポイントで、「色合わせがかっこいい!」という意見も多く見受けられました。

【7位】ビターブラウンのジャケット×ストライプ柄のワンピース

7位P47
ジャケット¥652,300・ワンピース¥588,500・帽子¥200,200(ブルネロ クチネリ ジャパン)、ピアス¥547,800(ハム 神宮前 アトリエ&ショップ〈ハム〉)、ブレスレット各¥1,882,100(エスケーパーズ アナザーワールド〈キウナ〉)、バッグ¥204,600(トッズ・ジャパン〈トッズ〉) 靴¥156,200(J.M. WESTON 青山店〈ジェイエムウエストン〉)[Precious2025年6月号47ページ]撮影/長山一樹(S-14)

バブルヘムが特徴的なストライプ柄のワンピースに、オーバーサイズシルエットのサルトリアジャケットを肩掛けするテイストミックスを効かせたコーディネートは、「ワンピースの甘さをジャケットで抑えたバランスが好き」「夏らしさに溢れていて素敵」と高評価。

足元にはローファーを合わせ、マニッシュな方向性で抜け感をつくることで、よりいっそう小粋な印象に仕上がります。

【6位】黒のポロニット×レザーのタイトスカート

6位P46
ニット¥30,800(オーラリー)、スカート¥198,000(ジョゼフジャパン)、ピアス¥1,815,000・ブレスレット/手首側から¥1,958,000・¥1,078,000・¥1,199,000・リング/指先側から¥1,045,000・¥1,353,000(ポメラート)、バッグ¥1,537,800(デルヴォー)、靴¥111,100(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ ヴィヴィエ〉)[Precious2025年6月号46ページ]撮影/長山一樹(S-14)

ポロニットにレザータイトスカートを合わせ、全身黒でキレ味よくまとめた着こなしは、ゴールドジュエリーのじゃらづけやトップハンドルバッグで華やかなスパイスを足すことで、成熟したエレガンスを発揮。足元をヒールパンプスではなくフラットシューズで外しているのも、こなれた印象を演出する秘訣です。

コーディネートがシンプルになる夏だからこそ、小物使いが重要となるスタイリング。「シャープで大人っぽい」「シルエットが美しい」「レザースカートの素材感が素敵」「シンプルだけど華がある」など、ざまざまな反響を呼びました。

【5位】黒のジレ×シアーな黒のプリーツスカート

ランキング_1,大人コーデ_1,夏コーデ_1
ジレ¥267,300・スカート¥271,700・ベルト¥58,300・バッグ¥399,300・靴¥102,300(マイケル・コース〈マイケル・コース コレクション〉)、眼鏡¥50,380(ルックスオティカジャパン〈オリバーピープルズ〉) ピアス¥358,600・ブレスレット各¥1,689,600・リング[中指]¥478,500・[人差し指/指先から]¥347,600・¥432,300(フォッペジャパン)、時計¥1,166,000(オメガ)[Precious2025年6月号67ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

オフィスで定番的な黒の装いも、エアリーなシアー素材スカートを取り入れれば、季節のニュアンスを楽しむ大人の余裕が生まれます。

繊細なシフォンのプリーツが軽やかに揺れ動くマキシ丈のスカートと、テーラードカラーのジレをウエストマークできりりと着こなしたコーディネートは、「クールでかっこいい」「洗練されたセクシーさ」「クラシカルな雰囲気と軽やかさが共存している」など、鮮度の高いキャリアスタイルとして支持されました。

【4位】イエローのノーカラージャケット×ベージュのジャンプスーツ

4位P66
ジャケット¥108,900(アンテプリマジャパン〈アンテプリマ〉)、ジャンプスーツ¥81,400(オーラリー)、ピアス¥176,000(ザ・サロン バイ ノーア〈サイモン・アルカンタラ〉)、時計¥1,705,000(オメガ)、バッグ¥98,100(ストラスベリー)[Precious2025年6月号66ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

「色と透け感が美しい」「個性的なようでいて着回しもできそう」「1枚でおしゃれ感がある」と評価されたノーカラージャケットは、日差しが柔らかく透過するシルクオーガンジー素材のレイヤード仕立て。濃いイエローに淡イエロー、ホワイトの生地を重ねているため、ヴェールをかけたようなソフトなシアー感に。

潔く肩を出したベアトップのジャンプスーツとの相性も抜群で、さらりと羽織るだけで上品かつ特別感のある佇まいが完成します。

【3位】黒のブラウス×鮮やかピンクのスティックパンツ

3位P50
ブラウス¥64,900(オンワード樫山〈エステータ〉)、パンツ¥59,400(ドゥロワー 青山店〈ドゥロワー〉)、シングルピアス¥514,800・ブレスレット¥261,800・リング¥2,090,000(レポシ日本橋三越本店〈レポシ〉)、バッグ¥412,500(ジャンヴィト ロッシ ジャパン)、靴¥225,500(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)[Precious2025年6月号50ページ]撮影/長山一樹(S-14)

「色の組み合わせが印象的」「シンプルだけど記憶に残る装い」などと票を集めたのは、人気スタイリスト高橋リタさんが愛してやまない、スティックパンツ×「マノロ ブラニク」の『ハンギシ』フラットシューズの着こなし。ビビッドなピンクが、奇をてらわない普遍のボトムシルエットに個性を授けます。

ボトム以外を黒でまとめているのも、配色の強さを最大限に生かす秘訣。さらに、ボリューム感のあるブラウスを選ぶことで下半身のシャープさが際立ち、スタイルアップ効果も倍増!

【2位】シアーな白シャツ×白のタンクトップ×ベージュのパンツ

2位P64
シャツ¥94,600(オンワード樫山〈セアン〉)、タンクトップ¥25,300(コロネット〈ヴィンス〉)、パンツ¥132,000(ザ シークレットクロゼット 六本木店〈シクラス〉)、ピアス¥572,000・ネックレス/上から¥715,000・¥825,000・¥825,000(ボン マジック)、バッグ¥567,600(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)[Precious2025年6月号64ページ]撮影/曽根将樹(PEACE MONKEY)

目にも涼やかな透明感を宿す白シャツは、程よいハリと艶が魅力的なシルクオーガンジー。構築的なシルエットも風通しがよく、暑さが増すこれからの季節に理想的なアイテムです。

同色のインナーやネックレスとのレイヤード、ボトムにはきちんと感のあるベージュのパンツを合わせた着こなしは、「シアー素材の使い方が上手」「取り入れ方を真似したい」「清潔感、爽快感があって洗練されている」など、高評価をいただきました。

【1位】セージ色のシャツワンピース×シャイニーブルーのトップス×白のパンツ

ランキング_2,大人コーデ_2,夏コーデ_2
シャツワンピース¥133,100・プルオーバー¥80,300(マックスマーラ ジャパン〈マリナ リナルディ〉)、パンツ¥60,500(サン・フレール〈セブンティ ヴェネツィア〉)、ネックレス¥231,000(エスケーパーズ アナザーワールド〈マリコ ツチヤマ〉)、バングル¥107,800・リング[左手]¥44,000・[右手]¥94,600(showroom SESSION〈コールムーン〉)、バッグ¥528,000(ヴァレクストラ ジャパン)、靴¥194,700(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉)[Precious2025年6月号86ページ]撮影/黒沼 諭(aosora)

『Precious』6月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、シャツワンピースを羽織りにして着こなした、清涼感溢れるパンツスタイルでした。

セージ、ブルー、ホワイト…淡い寒色を重ねた「アイシーグラデーション」配色を、艶や輝きで奥行きのある表情に。涼やかな色合わせが注目されたほか、「きちんと感もあって洗練されている」「すっきりシルエットでスタイルがよく見える」「光沢感が効いている」など、さまざまな視点からお気に入りの理由が寄せられました。


以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』6月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。

このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?

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ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。

 

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2026年7月号表紙
【内容紹介】7月を彩る31枚の「ワンピース・カレンダー」/“シャネル”夢見の余韻に/雨音とジュエリー/涼やかな「長袖ジャケット」/上質な眠りを誘う「香りのリチュアル」/カクテル図鑑/横浜流星さん/別冊付録「板谷由夏さんと行く『マチュアな沖縄旅』BOOK」、ほか 
2025年6月7日発売 ¥1,500(税込)
 

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この記事の執筆者
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