2025年 Precious 6月号の「好きなコーディネート」1位~10位を発表します

今回10位~1位に選ばれたコーディネートは、暑さも湿度も厳しい夏をエレガントに乗り切れる装いが多数ランクイン。シンプル一辺倒になりがちな夏スタイルを、風通しのいい素材やデザインで涼感を演出しつつ、洗練された佇まいに昇華した着こなしが注目されました。
それではさっそく、10位から順を追って1位まで見ていきましょう。このなかに、あなたがこれからの着こなしに取り入れてみたいコーディネートはありますか?
【10位】白シャツ×グレーのロングタイトスカート

「仕事にも使えるシンプルさがいい」「サンダルの抜け感が効いている」などのコメントが寄せられたのは、白シャツ×グレーのロングタイトスカートに、ボルドーのフラットサンダルで洗練されたリラックス感をプラスしたコーディネート。
ワントーンコーデではないものの、アクセントとなるサンダル以外はクールトーンでまとめている点に着目して、「統一感のある色合いで上品に見える」という意見もいただきました。
【9位】シアーブルーのブラウス×白Tシャツ×グレーのデニムパンツ

涼やかなブルー、グレー、ホワイトなど、クリーンな気配を生み出すカレーパレットによる「アイシーグラデーション」の配色は、視覚的にも涼しい印象を与えてくれます。そこに知的なラグジュアリーさを授けるのが、シルバー小物。
シアーブルーのブラウス、白Tシャツ、フェードグレーのデニムで仕上げた清々しいカジュアルスタイルも、ネックレス&ペンダントの重ねづけとボリュームスリッポンがクラスアップの決め手に。「カジュアルだけど女性らしい品のよさがある」「爽やかさと大人の落ち着きを兼ね備えている」と評価される装いに仕上がっています。
【8位】ビターブラウンのオールインワン

「きちんと感、リッチさ、軽やかさがすべて揃っている」と絶賛のコメントが届いたのは、モードなゆとりと知的なプリーツが融合する才色兼備なオールインワンスタイル。
シックなビターブラウンのオールインワンは、ゆったりとした身頃やなだらかに広がるワイドレッグに今季らしいフォルムの遊びが光り、抜群にスタイリッシュ。滑りのいい生地とモダンなランダムプリーツも爽やかな佇まいを後押しします。
スタイルアップの鍵となるウエストマークのベルトなど随所に散りばめたゴールドもポイントで、「色合わせがかっこいい!」という意見も多く見受けられました。
【7位】ビターブラウンのジャケット×ストライプ柄のワンピース

バブルヘムが特徴的なストライプ柄のワンピースに、オーバーサイズシルエットのサルトリアジャケットを肩掛けするテイストミックスを効かせたコーディネートは、「ワンピースの甘さをジャケットで抑えたバランスが好き」「夏らしさに溢れていて素敵」と高評価。
足元にはローファーを合わせ、マニッシュな方向性で抜け感をつくることで、よりいっそう小粋な印象に仕上がります。
【6位】黒のポロニット×レザーのタイトスカート

ポロニットにレザータイトスカートを合わせ、全身黒でキレ味よくまとめた着こなしは、ゴールドジュエリーのじゃらづけやトップハンドルバッグで華やかなスパイスを足すことで、成熟したエレガンスを発揮。足元をヒールパンプスではなくフラットシューズで外しているのも、こなれた印象を演出する秘訣です。
コーディネートがシンプルになる夏だからこそ、小物使いが重要となるスタイリング。「シャープで大人っぽい」「シルエットが美しい」「レザースカートの素材感が素敵」「シンプルだけど華がある」など、ざまざまな反響を呼びました。
【5位】黒のジレ×シアーな黒のプリーツスカート

オフィスで定番的な黒の装いも、エアリーなシアー素材スカートを取り入れれば、季節のニュアンスを楽しむ大人の余裕が生まれます。
繊細なシフォンのプリーツが軽やかに揺れ動くマキシ丈のスカートと、テーラードカラーのジレをウエストマークできりりと着こなしたコーディネートは、「クールでかっこいい」「洗練されたセクシーさ」「クラシカルな雰囲気と軽やかさが共存している」など、鮮度の高いキャリアスタイルとして支持されました。
【4位】イエローのノーカラージャケット×ベージュのジャンプスーツ

「色と透け感が美しい」「個性的なようでいて着回しもできそう」「1枚でおしゃれ感がある」と評価されたノーカラージャケットは、日差しが柔らかく透過するシルクオーガンジー素材のレイヤード仕立て。濃いイエローに淡イエロー、ホワイトの生地を重ねているため、ヴェールをかけたようなソフトなシアー感に。
潔く肩を出したベアトップのジャンプスーツとの相性も抜群で、さらりと羽織るだけで上品かつ特別感のある佇まいが完成します。
【3位】黒のブラウス×鮮やかピンクのスティックパンツ

「色の組み合わせが印象的」「シンプルだけど記憶に残る装い」などと票を集めたのは、人気スタイリスト高橋リタさんが愛してやまない、スティックパンツ×「マノロ ブラニク」の『ハンギシ』フラットシューズの着こなし。ビビッドなピンクが、奇をてらわない普遍のボトムシルエットに個性を授けます。
ボトム以外を黒でまとめているのも、配色の強さを最大限に生かす秘訣。さらに、ボリューム感のあるブラウスを選ぶことで下半身のシャープさが際立ち、スタイルアップ効果も倍増!
【2位】シアーな白シャツ×白のタンクトップ×ベージュのパンツ

目にも涼やかな透明感を宿す白シャツは、程よいハリと艶が魅力的なシルクオーガンジー。構築的なシルエットも風通しがよく、暑さが増すこれからの季節に理想的なアイテムです。
同色のインナーやネックレスとのレイヤード、ボトムにはきちんと感のあるベージュのパンツを合わせた着こなしは、「シアー素材の使い方が上手」「取り入れ方を真似したい」「清潔感、爽快感があって洗練されている」など、高評価をいただきました。
【1位】セージ色のシャツワンピース×シャイニーブルーのトップス×白のパンツ

『Precious』6月号の好きなコーディネート1位を獲得したのは、シャツワンピースを羽織りにして着こなした、清涼感溢れるパンツスタイルでした。
セージ、ブルー、ホワイト…淡い寒色を重ねた「アイシーグラデーション」配色を、艶や輝きで奥行きのある表情に。涼やかな色合わせが注目されたほか、「きちんと感もあって洗練されている」「すっきりシルエットでスタイルがよく見える」「光沢感が効いている」など、さまざまな視点からお気に入りの理由が寄せられました。
以上、ファッション誌『Precious(プレシャス)』6月号の読者アンケート調査で、好きなコーディネートに選ばれたスタイリングを10スタイル、お見せしました。
このなかに、あなたが真似してみたいスタイリングは、ありましたか?
現在発売中の『Precious』2025年7月号の大特集は、【さぁ、極上の夏旅へ!心を解き放つ「リゾート・スタイル」の最新】。海と大地のダイナミックな風景に溶け込む「アース・カラーリング」の着こなしや、次なる旅の相棒にしたい「最愛コンパクト・トロリー」の紹介など盛りだくさんの内容でお届けしています。中特集では、26ページのボリュームで7月を彩るワンピースを紹介。別冊付録は「マチュアな沖縄旅」BOOK。俳優の板谷由夏さんが、「ハレクラニ沖縄」でのラグジュアリー・ステイを体験。今話題のレストラン情報や、人気作家の工房探訪もお見逃しなく! そのほか、雨音とジュエリー、上質な眠りを誘う香りのリチュアル、進化する「カクテル」の世界など、充実のコンテンツでお送りしています。
ぜひお手に取っていただき、ご活用いただけたら幸いです。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
※高橋リタさんの【高】は「はしごだか」が正式表記です。

お近くの書店やオンライン書店などで、『Precious』2025年7月号を是非、お買い求めください。
- TEXT :
- Precious.jp編集部