【目次】
- 『ロード・オブ・ザ・リング』のあらすじ、概要
- 『ロード・オブ・ザ・リング』主要キャストは?登場人物まとめ
- イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ役)
- ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン役)
- オーランド・ブルーム(レゴラス役)
- イアン・マッケラン(ガンダルフ役)
- ショーン・アスティン(サムワイズ・ギャムジー役)
- ドミニク・モナハン(メリアドク・ブランディバック役)
- ビリー・ボイド(ペレグリン・トゥック役)
- ジョン・リス=デイヴィス(ギムリ役)
- 『ロード・オブ・ザ・リング』の豆知識、トリビア
『ロード・オブ・ザ・リング』のあらすじ、概要

『ロード・オブ・ザ・リング』の公開時期
『ロード・オブ・ザ・リング』は、2001年12月19日にアメリカで公開されました。日本では、2002年3月2日に公開。この公開に先駆けて、2000年4月27日、シリーズ全体、プロモーション映像が公開されたところ、プレビュー数はわずか1日で1700万回にも上りました。そして、同5月に開催された第54回カンヌ国際映画祭では26分間のフッテージ(場面映像)が公開され、大きな反響を呼びました。
『ロード・オブ・ザ・リング』のあらすじ
“中つ国”の第3記、111歳の誕生日を迎えたビルボ(イアン・ホルム)は、住み慣れた村を離れ旅に出る決意をする。旧友ガンダルフ(イアン・マッケラン)は、ビルボが所有する魔法の指輪を村に残すよう説得。指輪の正体は、世界を破滅させる力を秘めた危険な代物だった。養子フロド(イライジャ・ウッド)に指輪を託し旅に出たビルボだったが、ほどなくして村に戻る。ビルボは、指輪を滅びの山の噴火口に投げ入れる決断をするが…。
『ロード・オブ・ザ・リング』主要キャストは?登場人物まとめ

『ロード・オブ・ザ・リング』は、主要キャストを務めたイライジャ・ウッド、ヴィゴ・モーテンセン、オーランド・ブルームにとって出世作となりました。大ヒットの秘訣は、原作の人気や映画のストーリー・演出に加え、キャストたちの名演技ぶりも挙げられています。
それでは、『ロード・オブ・ザ・リング』で主要キャラクターを演じた俳優の当時と現在の写真を見ていきましょう。
イライジャ・ウッド(フロド・バギンズ役)
最初に、主演を務めたイライジャ・ウッドの公開当時の姿を見てみましょう。

イライジャ・ウッドは、養父ビルボから恐るべき力をもつ指輪を託される若者、フロド・バギンズを演じました。世界の安寧を守るため、指輪を破壊するべく滅びの山を目指すフロドと仲間たち。さまざまな出会いと別れを経て、フロドは旅路を歩み続けます。
ここからは、2025年に撮影されたイライジャ・ウッドの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は20歳、2025年7月時点では44歳のイライジャ・ウッド。公開当時の写真からは、凛々しい顔立ちの青年の風格がありつつ、どこかあどけなさも感じられます。40代半ばに差し掛かった現在の写真を見ると、顔立ちはほぼそのままに、落ち着いた雰囲気の紳士へと変貌しています。カジュアルコーディネートも子どもっぽく見えず、大人の男性の貫禄バッチリ。
ヴィゴ・モーテンセン(アラゴルン役)
次に、意外な運命を背負う放浪者を演じたヴィゴ・モーテンセンの公開当時の姿を見てみましょう。

ヴィゴ・モーテンセンは、フロドが旅の途中で出会う放浪者の人間、アラゴルンを演じました。剣の達人でもある彼は、フロド一行にとって頼もしい存在。過酷を極める旅のなかで、アラゴルンにまつわる衝撃的な事実が明かされます。
ここからは、ヴィゴ・モーテンセンの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は43歳、2025年7月時点では66歳のヴィゴ・モーテンセン。公開当時からすでにダンディな魅力が溢れていますが、シニア世代に突入した現在はさらに渋みのある雰囲気に。さらに、66歳とは思えないかっこよさと色気も感じられます。年齢を重ねれば重ねるほど、大人の男性の魅力が増していくさまにうっとりしそう。
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オーランド・ブルーム(レゴラス役)
続いて、フロドやアラゴルンをサポートするエルフ族の青年を演じたオーランド・ブルームの公開当時の姿を見てみましょう。

オーランド・ブルームは、フロドたち旅の一行に加わるエルフ族の青年、レゴラスを演じました。原作『指輪物語』では目立たない存在といわれていたレゴラスですが、映画では華麗な戦闘を魅せる意外なキャラクターとして脚光を浴びました。
ここからは、2025年に撮影されたばかりのオーランド・ブルームの姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は24歳、2025年7月時点では48歳のオーランド・ブルーム。公開当時の写真は、フレッシュ感のあるイケメンぶり。まだ20代だっただけあって、初々しさも感じられます。現在の写真では、端正な顔立ちに渋い大人の男性の風格が深みを増しています。40代後半になってもなお洗練され続ける彼の魅力に、うっとりですね。
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イアン・マッケラン(ガンダルフ役)
続いて、ビルボの旧友にしてフロドの旅の仲間となる重要人物を演じたイアン・マッケランの公開当時の姿を見てみましょう。

イアン・マッケランは、フロドの養父ビルボの旧友にして、フロドの旅の仲間でもある魔法使い、ガンダルフを演じました。魔法の指輪の危険性を知るガンダルフは、ビルボやフロドにさまざまな助言をします。指輪の秘密を探っていた彼は、やがて衝撃的な光景に直面します。
ここからは、イアン・マッケランの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は62歳、2025年7月時点では86歳のイアン・マッケラン。公開当時の時点で、ベテラン俳優としての風格を漂わせていました。80代後半という高齢に差し掛かってもなお現役で活動しており、現在の写真を見てもエネルギッシュな姿は変わらず。おしゃれで元気なシニア俳優の貫禄が感じられます。
ショーン・アスティン(サムワイズ・ギャムジー役)
次は、フロドと共に旅に出るホビット族を演じたショーン・アスティンの公開当時の姿を見てみましょう。

ショーン・アスティンは、フロドの友人で旅に同行するホビット族、“サム”ことサムワイズ・ギャムジーを演じました。友人として、旅の仲間として、懸命にフロドを支えるサム。ごく普通のホビット族である彼は闘いに秀でているわけではないのですが、フロドの力になりたいという強い想いを秘めていました。
ここからは、ショーン・アスティンの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は30歳、2025年7月時点では54歳のショーン・アスティン。公開当時の写真を見ると、穏やかなほほえみに癒されます。50代半ばに差し掛かった現在は、恰幅がよく親しみやすそうな雰囲気の持ち主です。その雰囲気は、友人であり旅の仲間であるフロドを支え続けたサムと重なるものが感じられます。
ドミニク・モナハン(メリアドク・ブランディバック役)
続いて、フロドの旅に同行するホビット族を演じたドミニク・モナハンの公開当時の姿を見てみましょう。

ドミニク・モナハンは、フロドの旅の一員に加わるホビット族、“メリー”ことメリアドク・ブランディバックを演じました。数々の苦難を乗り越えつつフロドの旅を支えるメリーですが、敵の猛攻の末に屈してしまいます。メリーは、無事に仲間たちの元に戻れるのでしょうか…。
ここからは、ドミニク・モナハンの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は25歳、2025年7月時点では48歳のドミニク・モナハン。公開当時と現在の写真を比較すると、ワイルドな雰囲気が強いイケメンへと変貌しています。公開当時はあどけなさが感じられますが、現在は堂々とした振る舞いで、ハリウッドスターとしての貫禄が板についているよう。2024年公開のスピンオフ作品『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』にも出演しているので、当時の姿と比較しながら観るのも楽しそう。
ビリー・ボイド(ペレグリン・トゥック役)
続いては、メリーと共にフロドの旅に加わるホビット族を演じたビリー・ボイドの公開当時の姿を見てみましょう。

ビリー・ボイドは、ホビット族の“ピピン”ことペレグリン・トゥックを演じました。順調に旅を続けていたフロド一行ですが、好奇心を抑えきれなかったピピンの行動により、不測の事態が発生。このトラブルにより、一行は大きな代償を払うことになってしまいます。
ここからは、ビリー・ボイドの現在の姿を見てみましょう。





『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は33歳、2025年7月時点では56歳のビリー・ボイド。公開当時の写真と現在の写真を比較すると、当時の面影がはっきり残っているのがわかります。ここに大人の男性ならではの気品とベテラン俳優としての貫禄が合わさり、彼の独特のオーラに繋がっています。どことなく、ピピンを連想させるような愛嬌も感じられます。
ジョン・リス=デイヴィス(ギムリ役)
最後に、旅の仲間で唯一のドワーフ族を演じたジョン・リス=デイヴィスの公開当時の姿を見てみましょう。

ジョン・リス=デイヴィスは、“中つ国”の危機に立ち向かうべく召集されたドワーフ族、ギムリを演じました。ドワーフ族と因縁があるエルフ族のレゴラスと行動を共にすることになったギムリですが、世界の平穏のために奮闘します。さらに、アラゴルンやレゴラスと共に、別の方法でフロドの旅をサポートすることになります。
ここからは、2025年に撮影されたジョン・リス=デイヴィスの現在の姿を見てみましょう。



『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時は57歳、2025年7月時点では81歳のジョン・リス=デイヴィス。公開当時から現在に至るまで、大柄な体格とは裏腹に愛嬌のある笑顔を見せてくれます。実際の身長は185cmもあるそうですが、ドワーフ族であるギムリは身長120cmという設定。さまざまな面で、ギャップに驚かされます。80代に突入した現在も活動中なだけあって、見ているこちらも元気をもらえそう。
『ロード・オブ・ザ・リング』の豆知識、トリビア
『ロード・オブ・ザ・リング』は何が話題になった?
『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは、J・R・R・トールキンが1954年に発表した小説『指輪物語』を原作としています。この『指輪物語』が世界中の読書愛好家から親しまれている名作であることも、本作を大ヒット作品に押し上げた要因のひとつと言われています。いつもは辛口といわれる批評家からも絶賛の嵐で、映画レビューサイトの大手「Rotten Tomatoes」や「Metacritic」ではスコア90超えの高評価となっています。
『ロード・オブ・ザ・リング』はどれくらいヒットした?
『ロード・オブ・ザ・リング』は批評面・興行面共に大成功を収めました。シリーズ第1弾となる本作だけでも、全世界で8億9800万ドルを超える興行収入を獲得。当時の世界歴代興行収入ランキングで5位に躍り出る快挙を達成しました。日本でも90億円を超える興行収入を獲得しており、多くの『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズファンが誕生しました。シリーズ全体の合計興行収入は、29億9100万ドルを超えています。
『ロード・オブ・ザ・リング』が起こしたブームは?
映画史に大きな軌跡を残した『ロード・オブ・ザ・リング』は、世界中で社会現象を巻き起こしました。上映する映画館に観客が殺到したのはもちろん、関連する書籍やグッズ、ゲームが続々と登場。いずれもファンから人気となりました。また、エンヤが歌った主題歌『メイ・イット・ビー』もヒット曲となり、ドイツではシングルチャートで1位を獲得するほどの人気ぶりでした。
『ロード・オブ・ザ・リング』の現状は?
2002年12月18日にシリーズ第2弾『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』、2003年12月17日にシリーズ第3弾『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』が公開され、こちらも記録的な大ヒット作となりました。シリーズ3タイトルすべてが大成功を収めるのは、映画史全体でもレアケースとされています。さらに、スピンオフ作品として神山健治監督の長編アニメーション映画『ロード・オブ・ザ・リング/ローハンの戦い』が2024年12月13日に公開されました。日本語吹替え版で主人公ヘラの声を務めたのは、俳優の小芝風花さん、ヘラが立ち向かうウルフは津田健次郎さんです。
また、新作実写映画『 The Lord of the Rings: The Hunt for Gollum(原題)』は、全米公開日が2027年12月17日に決定したという発表がありました。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
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