王室の一員でありながらもタトゥーあり。現代的なファッションセンスと、タトラー誌で「英国王室で最も美しい女性」に選ばれたこともある美貌でメディア露出も高いZ世代のロイヤルファミリー、「レディ・アメリア・ウィンザー」。ラグジュアリーブランドでインターンを経験し、モデルとしても活動するなどファッションラヴァーである29歳が魅せた、サマードレスアップを紐解いていきましょう。

■1:思い切ったミニ丈を白小物で上品に演出

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汎用性あるシルバーカラーのエスパドリーユでクールさもひと匙。

2025年7月13日、ウィンブルドンの公式パートナーであるピムスのイベントにて。ギンガムチェックのワンピースは胸のラインにあしらわれたレースやリボン、ふんわりと生地が二重に重なったスカート部分など、ロマンティックなディテールが特徴です。ほんのり日焼けした肌とワンピースの甘いムードで、肌見せも大胆すぎることなく可憐な印象に。チョーカーやバックは白を選んでエレガンスを漂わせて。足元はウェッジソールのエスパドリーユでさらなる脚長効果を叶えています。

■2:旬カーキのミディワンピースを煌めき小物でイブニング仕様に

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首元にもバッグやシューズと同色をリピート。

2025年7月12日、ロンドンのハロッズ・ヘリデッキでブルネロ・クチネリの「パーフェクト・マッチ」カクテルに出席。優雅なドレープを描くワンピースは落ち着いたカーキカラー。深いトーンですが、Vに開いた胸元や長めのスリットで軽やかさも。バッグとパンプスは、コットンリネン素材から生まれた質感豊かなキャンバス地。同系色のスパンコールとモニリ糸で装飾され、動きに合わせてきらめき、辛口なワンピースに華やかさをプラスします。

■3:ヌーディな足元でドットのスリップドレスを引き立てて

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ゴールドのネックレスで洗練アクセントをプラス。

2025年7月3日、オールイングランド・ローンテニス・アンド・クロッケー・クラブで開催されたウィンブルドン・テニス選手権の4日目に出席。腿あたりから裾に向かってほんのりフレアに広がるシルエットのスリップドレスに、コルクソールのサンダルをスタイリングしています。ドレスはドット柄が上品なムードを演出。足元にチャンキーなコルクソールのサンダルを選び、スタイルアップを叶えています。バッグはドットのカラーとリンクする白を選び、抑えた配色でドレスの魅力を際立てています。


今回は英国「レディ・アメリア・ウィンザー」のサマーイベントスタイルをお届けしました。シーンに合わせたドレスアップではあるものの、行き過ぎないリアリティが魅力。夏のお出かけはもちろん、バカンス先での着こなしの参考にぜひしてみてください。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
WRITING :
神田朝子