イギリス王室の主要メンバーとして、イベントの多い春夏も大活躍のソフィー妃。近年とくに人気が急上昇し、王室への献身的な姿勢から、これまで以上に注目を集めています。多くの王室ファンから「スーパーソフィー」と呼ばれる彼女は、キャサリン皇太子妃とも姉妹のように良好な関係。競争の激しいメディア業界で広報としてキャリアを積んだだけあり、人柄だけでなく、T.P.Oをわきまえつつ優しくフェミニンなその装いも好感度抜群です。
ところで冬の長いイギリスでは、春から夏にかけて、開放感を堪能するかのような、明るいプリントワンピースのファッションが好まれる傾向があります。ソフィー妃も春夏は咲き誇る花のような華やぎ感を放つデザインを毎回のように愛用。エスパドリーユの履き回しにも注目したい、60歳のエディンバラ公爵夫人の最新スタイルを紐解いていきましょう。
■1:クロシェットバッグで夏気分アップ!清涼ブルーのマーメイドワンピース

2025年6月30日、英国ロンドンで開催されたRHSハンプトン・コート・ガーデン・フェスティバルを訪問。30℃を超える真夏日でしたが、パウダーブルーをベースに寒色系の花が描かれたプリントで涼やか。マーメイドなシルエットで甘くなり過ぎず、さらにボディに付かず離れずのフィット感が大人の着映えを叶えます。このアウトフィットで特に話題だったのがクロシェットバッグ。ターコイズブルーの花があしらわれ、シャンパントーンの円形ハンドルを備えたバッグが、ワンピースの装いを遊び心あふれる雰囲気に仕上げています。
■2:清々しいシーグリーン!流れるようなシルエットで心地よく

2025年6月24日、ロンドンにあるセントラル・スクール・オブ・バレエを訪問。まるで南国の美しい海のようなシーグリーン(グリーンブルー)が目を引くミディ丈ワンピースを纏っています。フロントはラップデザイン、ボリュームのあるスリーブが特徴的なコットンボイル素材。大柄だけれど繊細なタッチのフローラルプリントに、着物のような奥ゆかしい美しさも漂うプリントです。ジュエリーは繊細なデザインのゴールドを選び、洗練をひと匙。足元はトゥの出るウェッジソールのエスパドリーユです。
■3:ブルーのドット&エスパドリーユで夏のベーシックを披露

2025年4月29日、イギリスのロンドンにあるロイヤル・チェルシー病院を訪れ、チェルシーの年金受給者と会い、ビンゴナイトに参加しました。パステルブルーのドットワンピースに、いつものエスパドリーユウェッジを合わせ、気品溢れる夏のベーシックを披露しています。通常、ロイヤルメンバーの足元といえばスティレットヒールが定番ですが、このシーズンは、それよりも快適な履き心地で、心地よく軽やかな印象を与えるエスパドリーユウェッジが人気。かごバッグと同様に、ニュートラルカラーや白といったトーンを選べば、あらゆるスタイルにフィットしシーズンらしさを加えてくれます。
イギリス「ソフィー妃」が春夏に纏った装いをご覧いただきました。一枚でキマるうえ、風通しよく心地いいワンピース。ソフィー妃のように清涼かつ華やか、さらに着ている自分だけでなく、周りの目にも快適に映る一着で、蒸し暑い日も快適に過ごしてくださいね。
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- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- WRITING :
- 神田朝子