この秋、端正なヒールパンプスが戻ってきました。ほっそりと華奢なヒールがエレガンスの原点回帰へと誘い、履くだけで胸が高鳴り、背筋が伸びるような心意気を取り戻すのです。流行を超えて靴ブランドが極め続ける「ヒール」の美学に酔いしれたい。
雑誌『Precious』9月号では【「ヒール」に宿る、美しきエレガンス】と題して、アイコニックなスティレットからローヒールまで、羨望の立ち姿を演出する一足をご紹介しました。
本記事では、その中から「ジャンヴィト ロッシ」のパンプスをご紹介します。
【Gianvito Rossi】靴デザイナーが極める「スティレットヒール」の美学
靴『ジャンヴィト 105』￥108,900［ヒール：10.5cm］（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）
「ハイヒールはアティテュード。特別なものを身につけたときに感じる喜びを大切に」─ジャンヴィト・ロッシ
靴づくりの本場、イタリアの靴ブランドのパンプスには、官能的なシルエットの美しさへの情熱が感じられるもの。セルジオ・ロッシを父にもち、祖父の代からのイタリア高級靴づくりの伝統者である靴デザイナー、ジャンヴィト・ロッシにとっても、シルエットへのこだわりは格別。'06年の自身のブランド設立まで、長い年月をかけて女性を美しく見せるパンプスのシルエットを探求し続けてきた。
その象徴ともいえるのが、このバックスタイルも麗しいヒールパンプスの名品『ジャンヴィト』。
「ピュアでシンプルなラインは、さまざまな素材やカラーフレームによって、より美しく引き立ちます。真のラグジュアリーとは自分自身のためのもの。そして『スティレットヒール』は自分らしさの表現。特別なものを身につけたときの感覚こそが、女性を美しくするのです」と語る。
【HEEL HEIGHT】スティレットはヒール高で印象がこんなにも変わる！
スエードの靴 左から／『ジャンヴィト70』・『ジャンヴィト85』・『ジャンヴィト105』各￥108,900（ジャンヴィト ロッシ ジャパン）
『ジャンヴィト』のヒールの高さは、フラットの0.5cmからミドルヒールの5.5cm、安定感のある7cm、仕事からパーティまでオールマイティな8.5cm、ドレスアップでひときわ存在感を放つ10.5cmの5種類。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO ：
- 浅井佳代子
- STYLIST ：
- 三好 彩
- EDIT&WRITING ：
- 藤田由美、喜多容子（Precious）
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