2025年に発表された渾身のタイムピースがすべての “物語” の扉を開く…時を装い、時をまとう歓び【心を揺さぶる「新作ウォッチ」】

光を遊ばせる装飾、感情を揺らす色、意志を刻む技巧が手元に華やぎを添え、仕草に凛とした気配を重ねていく──。そんな魅力を携えた姿で現れた、今年の新作ウォッチ。

ジュエリーのように装うもの、変貌を遂げたアイコン、クラシックの刷新、詩情を紡ぐもの、スモールサイズ…etc.。今という時代を照らす、美しきシグネチャーがここに。

【CARTIER(カルティエ)】グリーン×ブラックの配色と透き通るような輝きが交わる美しきジュエリーウォッチ

「カルティエ」のジュエリーウォッチ
ジュエリーウォッチ¥11,550,000[参考価格]●ケース:WG×オニキス ●ケースサイズ:縦12.9×横12.9mm ●ブレスレット:WG×DIA×エメラルド×オニキス ●クオーツ(カルティエ)

幾何学的に宝石をあしらったブレスレットに、グリーン×ブラックのカラーコンビネーションが映える。1910年代に広まったこの配色は、装飾を抑えたフォルムと静かな色調に美を見出した、当時の「カルティエ」の探究心と審美眼を象徴するもの。

オニキスが陰影をつくり、エメラルドの鮮やかさを際立たせて。リズミカルな構成と色彩が響き合う造形に、メゾンの先見性がにじむ。


優雅な佇まいのなかに宿る、アール・デコの精神。ブレスレットは幾何学を語る構成美をもち、光を跳ね返すたびに陰影のリズムを刻みます。手首に沿う柔らかな曲線と、精緻なポリッシュが織りなす連なりは、まるで彫刻のよう。サンレイエフェクトを施したラッカー仕上げのダイヤルに漂うのは、時を主張しない凛とした気配。文字を排したフェイスは機能性を超え、美を際立たせる構造でもあります。

そして目を引くのは、グリーンとブラックの印象的な対比。エメラルド、ダイヤモンド、オニキスが規則と変化のバランスを保ち、色と素材が語り合うように旋律を奏でています。時を知る道具でありながら、それを超えて感情に触れる──。ジュエリーのように装うカクテルウォッチとしての美しさが、メゾンの美意識と設計思想の調和に通じているのです。

※掲載商品の価格は、税込みです。
※文中の表記は、WG=ホワイトゴールドを表します。

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PHOTO :
池田 敦(CASK)
STYLIST :
関口真実
EDIT&WRITING :
安部 毅、安村 徹(Precious)