ファーをポイント使いするなら、バッグだけでなく靴にフォーカスしてみてはいかがでしょうか。いつものおしゃれに合わせると、リッチな存在感を放って着映え効果確実です。
■1:エミー・ベントゥリーニは…ボリュームあるファー×ヒールで迫力モードを女性らしく
2025年4月、スタイリスト兼インフルエンサー、エミー・ベントゥリーニがパリでスナップされたときの着こなしです。シャンパンゴールドのワンピースに黒いジャケットを羽織っていました。女性らしいリブワンピースと対照的に、黒いジャケットはオーバーサイズでメンズライクな仕上がりです。ふたつをテイストミックスさせてこなれた表情を生み出しています。
そこにふわふわのボリュームファーのサンダルをプラスして、モードなアクセントに。迫力がありながら、ウォーミーな風合いが際立って主役級の存在感を放っています。ソックスを投入すると今っぽさ抜群なので、ぜひトライしてみてください。
■2:ソニア・ライソンは…ワイドパンツの装いは存在感ある足元でバランスをとって
インフルエンサー、ソニア・ライソンが、2025年10月上旬、ベルリンでキャッチされたときのスナップです。ニットとパンツをグレーでまとめ、ブラウンのコートをコーディネート。秋らしくシックなカラーリングですが、タック入りパンツがたっぷりとボリュームあるシルエットのため、インパクト十分な着こなしに仕上がっています。そのパンツを受け止めている足元は、つま先にぽっこりと丸みあるフォルムのグレーシューズ。毛足が長くボアのような素材感が秋らしくこなれた雰囲気を生み出し、太めのパンツとのバランスも良好です。
下半身とは対照的に、ヘアをまとめてタイトにしてメリハリをつけたことも注目したいテクニックといえます。
■3:ガブリエラ・ブルタゴは…スポーツサンダルでも取り入れてどこまでも旬の表情に
おしゃれ上級者として頻繁にスナップに登場しているインフルエンサー、ガブリエラ・ブルタゴ。パリで見かけられた日は、薄手のタートル&白シャツにネクタイを結び、デニム&トレンチコートを合わせていました。トレンチ×デニムなら、ローファーやメンズライクなレザーシューズを合わせがち。そこを彼女はサンダルにソックスという組み合わせをセレクト。それが抜け感になり、リラックスムードを漂わせています。スポーツタイプのサンダルでもファーが全面にあしらわれていて、スタイリッシュさ抜群です。足元のセレクトひとつで、今っぽいこなれカジュアルができ上がるお手本です。
足元にファーを取り入れていた3人のファッショニスタをご紹介しました。リッチさとともにこなれたモード感も演出できるおすすめの足元なので、これからのおしゃれに加えてみてはいかがでしょうか。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- PHOTO :
- Getty Images
- EDIT&WRITING :
- 佐野有紀

















