「野暮天」ってなんと読む?「のぼてん」ではありません!
年末も残すところわずかとなりましたね。本日は年の暮(くれ)にちなんで、「暮」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「夕暮(○○○)」・・・なんと読む?
「夕暮」の、かな三文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:意味は「夕暮(ゆうぐれ)」と同じで、こちらは音読みです。
<使用例>
「故郷の町には、夕暮(○○○)の寂しさが漂っておりました」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 夕暮(せきぼ) です。
「暮」の音読み「ボ」はすぐにわかったと思いますが、「夕(セキ)」が思い出せなかったという方は多いのでは?「夕(セキ)」は難しいようで、中学校で学習する程度の常用漢字の読み方です。忘れやすい読み方ということで、おさらいしておきました。
では二問目にまいりましょう。
【問題2】「野暮天」てなんと読む?
「野暮天」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「極めて融通のきかないこと。風雅な心を理解しないこと。また、その人やさま」という意味です。
<使用例>
「いくら自分の実家でも、手土産無しで帰るのは野暮天が過ぎるわよね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 野暮天(やぼてん) です。
まず「野暮(やぼ)」、読めたでしょうか?「野暮ったい」「野暮用」などの「やぼ」ですが、「暮」という字が使われていることを意識していなかった方も多いでしょう。
「やぼ」は語源未詳の言葉ですが「粋(いき)」の反対語として長く使われてます。漢字は「やぼ」という音に対する当て字である、と辞書に掲載されています。「野」は都会的でない、洗練されていないイメージ、「暮」は、日没後の暗いイメージから付けられたものでしょう。また、「野暮天(やぼてん)」の「天」は「野暮の程度が大変に高い」というニュアンスを、「大黒天」「帝釈天」などの「天神さま」を言う「○○天」という呼称にかけた、しゃれ言葉です。
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本日は「年の暮」の「暮」という字の入った日本語から、
・夕暮(せきぼ)
・野暮天(やぼてん)
の読み方、言葉に背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















