モード系ファッションまとめ。夏におすすめしたい、トレンドのレディースコーデをピックアップ!フェンディやシャネル、グッチなどのブランドでまとめた洗練モードコーデもご紹介します。

【目次】

レディース夏のモードファッションコーデ


【1】白ブラウス×ブルーロングスカート

【1】白ブラウス×ブルーロングスカート
ブラウス・スカート ・バッグ・ピアス(フェンディ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ノーカラーながら、肌をのぞかせる巧みなデザインで、ネックレスいらずの優美な表情を実現。首周りをキュッと包むホワイトのラインが、ビジネスシーンにふさわしい、程よい緊張感をもたらします。聡明な印象を与えるロイヤルブルーのタイトスカートを合わせれば、クリアな白ブラウスの魅力がさらに際立つ。くすみのないクリアなホワイトシルクは顔を明るく照らす効果が絶大です。セットインで肩周りは華奢に見せつつも、さらに腕に切り替えを施し、ふんわりとした袖のラインを強調しています。

【2】ネイビーブラウス×白ロングジレ×ネイビーパンツ

【2】ネイビーブラウス×白ロングジレ×ネイビーパンツ
ジャケット(三崎商事〈マロ〉)、ブラウス・パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、バッグ・靴(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

きちんと感を意識して、トップスとボトムをネイビーで統一。知的なワントーンに沿うよう、白のロングジレを合わせた額縁効果で、心なしか鏡に映った自分がいつもよりスリムに見える…? 旬のカジュアル感に加えて品格も備えたジレは、クールな夏のオンスタイルの新戦力です。合わせるバッグも小ぶりでクリアな白を選んで色数を抑え、クールな女性に近づきましょう。

【3】黒ワンピース×バッグ

【3】黒ワンピース×バッグ
ワンピース(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ネックレス・バングル(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、靴(アマン〈ペリーコ〉)、バッグ『ミニ アルファ ヴィル』(ピエール アルディ 東京) 撮影/唐澤光也(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

しなやかな知性美が香り立つネイビーストライプのワンピース。バッグとリンクさせたネックレスや靴ですっきり感を演出しましょう。

【4】ブルーブラウス×ブルースカート×ネイビーカーディガン

【4】ブルーブラウス×ブルースカート×ネイビーカーディガン
カーディガン(ワンドコーポレーション〈アランレッド〉)、ブラウス・スカート(キートン)、ピアス・ブレスレット・バングル(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(JIMMY CHOO) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビーの魅力のひとつともいえるのが、重ねるほど美しさが際立つグラデーションの妙。ペイズリー柄を連ねたシルクサッカー生地のノースリーブブラウスに、彩度が異なる2色の糸を織り込んだアズーロ(ブルー)カラーのプリーツスカートを合わせて、レディライクな装いを満喫しましょう。

【5】シルバートップス×白スカート

【5】シルバートップス×白スカート
トップス(コロネット〈エアロン〉)、スカート(キートン)、サングラス(ケリング アイウエア ジャパン〈サンローラン〉)、ネックレス(アルテミス・ジョイエリ〈アルテミス・ジョイエリ〉)、ストール(エスカーダ・ジャパン〈エスカーダスポート〉)、バッグ(アマン〈ザネラート〉)、靴(トッズ・ジャパン) 撮影/小池紀行・池田 敦(パイルドライバー) BY:『Precious6月号』小学館、2018年

ハトメをあしらったマリンテイストの白いスカートを主役に、ボリュームスリーブのシルバートップスで遊び心をプラス。小物は明度の高い色をちりばめて、夏にふさわしい清涼感を演出しています。

【6】ネイビーワンピース×バッグ

【6】ネイビーワンピース×バッグ
ワンピース・バッグ(ランバン ジャパン)、リング(ポメラート・ジャパン〈ポメラート〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

グレーがかったネイビーが一段と気品ある装いへと導いてくれるノーカラータイプのシルクワンピース。細身のシルエットながら体のラインは拾わず、袖に施された多数のタックやウエストのリボンのあしらいが、シルク生地が生み出す美しいドレープをより強調してくれます。シンプルを追求したシックな装いには、辛口なパイソン柄のクラッチバッグを合わせてほんのりエッジを効かせれば、まじめなネイビーで終わらせない、おしゃれ賢者の心意気が光ります。

【7】黒ブラウス×白スカート

【7】黒ブラウス×白スカート
パンツ(IZA〈コート〉)、ブラウス(コロネット〈アキラーノ・リモンディ〉)、ピアス・ネックレス・バングル(ザ・ショーケース GINZA SIX 店〈シェイスビー〉)、バッグ(ストラスブルゴ〈マウロ・オリエッティ・カレラ〉)、靴(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

フロントをボックスプリーツにしたデザインが新鮮な表情のスカート。艶のあるブラウスを合わせて、涼感のあるサマーモノトーンに仕上げましょう。

【8】グレープルオーバー×白パンツ

【8】グレープルオーバー×白パンツ
パンツ(キートン)、プルオーバー(ブラミンク)、ピアス・ネックレス・ブレスレット・バングル・リング(ティファニー・アンド・カンパニー・ジャパン・インク)、バッグ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)、靴(ピエール アルディ 東京) 撮影/水田 学(NOSTY) BY:『Precious6月号』小学館、2017年

キートンの確かなサルトリア技術で仕立てた、コットンストレッチの細見え定番パンツ。グレー系のアイテムでクールにまとめれば、涼しげな装いが完成します。

【9】黒ジャケット×黒スカート

【9】黒ジャケット×黒スカート
バッグ『オフィディア』・ジャケット・スカート・イヤリング・リング(グッチ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

深みのあるレッドと存在感のあるゴールドチェーンの組み合わせが、着映え効果を発揮するバッグ。程よい収納力を備えつつ、着席したときにレストランの椅子の背もたれと体の間にすっきり収まるサイズも優秀です。

【10】グレージュノースリーブ×白スカート×ストール

【10】グレージュノースリーブ×白スカート×ストール
パンツ(アノア〈リビアナ・コンティ〉)、トップス(ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店)、ネックレス(デペッシュモード恵比寿本店〈ドナテラ・ペリーニ〉)、ストール・靴(キートン)、バッグ(八木通商〈ジェローム ドレフュス〉) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

白に合わせるニュアンスカラーを、定番のライトベージュから、落ち着きのあるグレージュへとシフト。小物のこっくりとしたグレージュが、あいまいな色合いを引き締めてくれます。エレガントなボディーラインがかなうガウチョパンツは、ヒールではなくフラットサンダルを合わせることで、旬のボトムバランスへと近づきます。

【11】カーキブラウス×ネイビースカート

【11】カーキブラウス×ネイビースカート
トップス・スカート(ユニット&ゲスト〈Tibi〉)、バッグ(ピエール アルディ 東京)、ネックレス(プレインピープル丸の内〈イムカ ティムカ〉)、靴(リエート〈サントーニ〉) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

今年らしい新鮮さと洗練につながる、アンバー・カーキとネイビーの色合わせ。巧みなギャザーディテールで、一枚で様になる個性派トップスを、サテン地のスリット入りタイトスカートで女っぷりよく仕上げましょう。落ち着いた色調のマルチカラーバッグの今どき感も着こなしアップデートのカギです。

レディース夏のモードファッションブランド


【1】フェンディ

【1】フェンディ
シャツ・パンツ(フェンディ ジャパン) 撮影/浅井佳代子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ベージュに明るいネイビーをあしらった、インパクトのあるストライプのシャツは、脇と後ろ身ごろに深いスリットが入った遊び心のあるデザイン。今年流行のストライプだからこそ楽しめるモードなあしらいを、シックなネイビーでさりげなく着こなしましょう。ネイビーのクロップドパンツも同じトーンですっきりとさせるのもポイントです。

【2】ランバン

【2】ランバン
トップス・スカート・サングラス・ネックレス・バッグ・靴(ランバン ジャパン) 撮影/小林美菜子 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ネイビー×白でつくるメリハリ配色はあたりまえ。トップスを艶のあるオフベージュにすることで、こんなにも端正な女らしさが漂うなんて。さらに、ミッドナイトネイビーのタイトスカートに深く入ったスリットが女度をアップ。シンプルな組み合わせなのに、印象に残る着こなしが完成します。

【3】ブルネロ クチネリ

【3】ブルネロ クチネリ
アウター・ワンショルダーのワンピース・靴(ブルネロ クチネリ ジャパン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious7月号』小学館、2017年

肌寒いときさっとはおれるショート丈のアウターは、光沢とハリのある素材感。肩から袖にかけて施された2本のボールチェーンのストライプが、スポーティーな気分をリッチに演出してくれます。パンツとアクティブに着こなすのもいいけれど、今度の週末は、あえてロングワンピースに合わせてドラマティックに。

【4】ドルチェ&ガッバーナ

【4】ドルチェ&ガッバーナ
カーディガン・インナーニット・スカート・バッグ・靴(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス(ドルチェ&ガッバーナ アイウェア) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2017年

ボーダーなのに上品かつ、女らしい! その理由は、フェミニンポイントを語れるアイテムの選択にあり。アンサンブル風に重ねたハイゲージニットは、透け感のあるシルク素材。濃厚ネイビーのタイトスカートが女らしいボディーラインを強調し、ボーダー特有のカジュアル感を払拭してくれます。足元はピンヒール、ワンハンドルのクラシカルなバッグを携えたら、若者とは一線を画す上級マリンルックの完成です。

【5】シャネル

【5】シャネル
靴・時計・リング・ブラウス・デニム(シャネル) 撮影/石倉和夫 BY:『Precious8月号』小学館、2017年

黒のつま先が足を小さく見せ、ベージュによって脚を長く見せる…。黒×ベージュの究極のバイカラーの『バレリーナ』は、1984年春夏プレタポルテコレクションで発表されて以来の定番靴。足元をモダンに見せ、美人力があって履き心地もよく、デニムからワンピースまでオールマイティーに映える、大人の女性にとっての永遠の名品です。

【6】ヴァレンティノ ガラヴァーニ

【6】ヴァレンティノ ガラヴァーニ
バッグ『ロックスタッズ』(ヴァレンティノ ジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉)、シャツ・パンツ(ヴァレンティノジャパン〈ヴァレンティノ〉)、ピアス(ミキモト)、眼鏡(ミラリ ジャパン〈ヴァレンティノ ガラヴァーニ〉) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

タブレットが入り、容量があることなど必須条件の多い仕事バッグにも、旬のおしゃれ感は欠かせない。シルバースタッズが効いたモダンなバッグで、ビジネスシーンをブラッシュアップしましょう。

【7】ルイ・ヴィトン

【7】ルイ・ヴィトン
バッグ『ツイストPM』・ブラウス・パンツ・ピアス・リング(ルイ・ヴィトン) 撮影/生田昌士(まきうらオフィス) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

レースブラウスと美シルエットパンツを黒で統一。辛口エレガントな着こなしにバッグを投入して、モノトーンの「モノグラム・カラーロック」を際立たせて。最旬モードをクールに楽しむワンランク上の美意識を表現しましょう。

【8】ディオール

【8】ディオール
ニット・バッグ・ジャケット・ブラウス・スカート・バッグ(クリスチャン ディオール〈ディオール〉 撮影/宗髙聡子(パイルドライバー) BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ムッシュ ディオールが愛したブルーにインスパイアされた2017年シーズンのディオール。黒に近いネイビーブルー、透明感のある明るいブルー、そんなさまざまなブルーをワントーンで魅せたスタイリングはため息もの。美しいだけでなくコーディネートしやすいところもウケた理由です。

【9】マックスマーラ

【9】マックスマーラ
スポーツマックスのトップス・マックスマーラのスカート・バッグ・靴(マックスマーラ ジャパン) 撮影/佐藤 彩 BY:『Precious9月号』小学館、2017年

ドロップショルダーが特徴的なトップスは、光沢のあるカットソー生地がつくり出すやわらかなドレープ感が美しい一着。バックスタイルがマーメイドラインになったタイトスカートを合わせて、配色とともに全身シルエットにも緩急をきかせると、洗練されたバランスに仕上がります。シャンパンゴールドの甲深パンプスとジオメトリック柄バッグでモードな個性を加えましょう。

【10】グッチ

【10】グッチ
バッグ『オフィディア』・シルクブラウス・スカート・ネックレス・ブレスレット・サンダル(グッチ ジャパン) 撮影/熊澤 透 BY:『Precious6月号』小学館、2018年

マキシスタイルにエレガントなクラッチではありきたり…。アリゲーターのミニショルダーでリッチな抜け感を表現するのが、エレガンスを更新し続ける大人の美意識です。