節目のセレモニー、大切なビジネスシーン、ドレスアップの席。ここ一番の知性と品格が要求される3大オケージョンに即した逸品を、意識的にそろえておくのがエレガントです。

雑誌『Precious』2月号では【慌てない大人が備えもつ、その日のための「黒バッグ」】と題して、オケージョンで活躍する「黒バッグ」を特集しました。

今回は、「黒バッグ」を着こなしに取り入れたセレブスナップと、「デルヴォー」のアイコンバッグ『ブリヨン』をご紹介します。

シーンに応じて、「黒バッグ」も使い分けるのがマチュアな大人のアティテュード

年齢を重ねていくと、誰しもオケージョンのための「黒バッグ」は日常のファッションでのバッグ選びとは、まったく位相を異にすることを、ある時期から実感し始めるのではないでしょうか。

家族の節目のセレモニーやビジネスでの改まった会合、オーセンティックなパーティ…など。オケージョンとされる、かしこまった場面では、たとえおしゃれでも通常のバッグ使いではどこかそぐわず、軽い印象になることも。きちんとした印象を生む端正な「黒バッグ」こそが、式や集いの主役である人々への思いやりであり、礼節として欠かせないものです。

望ましいのは、着こなしに控えめに寄り添い、同時に気品と格も醸し出す選択。フォーマル度の高いシーンには、より小ぶりなサイズが求められます。

■1:キャサリン妃

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侯爵家の葬儀に参列するキャサリン妃は、控えめなサイズのトップハンドルで。

■2:オリヴィア・パレルモ

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コレクション会場でのオリヴィア・パレルモ。フロントロウでの着席には、上質な小ぶりバッグが調和。クラシックなフラップバッグが上品さを高めて。

■3:レティシア王妃

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外国への公式訪問に向かうスペイン・レティシア王妃は、程よい容量の端正な黒バッグと共に。

■4:カーリー・クロス

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知人の追悼の会へ出席するカーリー・クロス。ミニサイズがよりエレガントな『レディ ディオール』。

加えて、成熟した大人であればシーンに応じたレパートリーも必要に。オケージョンが“本業”ともいえるキャサリン妃やレティシア王妃のようなロイヤルファミリーの女性たちはその好例。厳かな式典や重みのある行事では、シンプルで上質感のある黒バッグを常とし、トップハンドルやクラッチバッグをサイズも適切に使い分け、エレガントな佇まいを完成させています。

■5:キャサリン妃

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国立美術館でのセレモニーに訪れたキャサリン妃。クラッチバッグが装いをよりフォーマルに印象づける。

■6:ヴィクトリア・ベッカム

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王室からナイトの称号を授かる夫デビッドの叙任式へ、連れ立って出席するヴィクトリア・ベッカム。風格が漂うクロコダイルのミニバッグ。

装いのカジュアル化が進む時代でも、オケージョンに調和したバッグ合わせは、洗練された気配りの指標。ふと訪れる機会でも慌てることのないように、礼を尽くせる「黒バッグ」をそろえておくことこそ、実は、大人のエレガンスの最優先事項といえるのかもしれません。

DELVAUX(デルヴォー)のアイコンバッグ『ブリヨン』

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バッグ『ブリヨン ミニ S』¥999,900[縦16×横20×マチ11.5cm/ショルダーストラップ付き](デルヴォー)、ワンピース¥595,100(アクリスジャパン〈アクリス〉)、リング¥1,980,000(TASAKI)

ベルギー王室御用達の品格と、美しい建築にも例えられる完成度の高いフォルム。アイコンバッグ『ブリヨン』は、端正に装いたい席にふさわしい黒バッグの代表。艶をたたえたボックスカーフが風格を高めて。

※掲載商品の価格は、すべて税込みです。

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PHOTO :
熊澤 透
STYLIST :
青木貴子(WHiTEBOX)
HAIR MAKE :
川原文洋(UM)
MODEL :
土屋巴瑞季
EDIT&WRITING :
長瀬裕起子、喜多容子(Precious)
写真協力 :
Getty Images