短丈で軽快な印象を演出できるブルゾンは、デザインや素材のバリエーションが豊富なのも魅力のひとつ。今回は冬の余韻に寄り添うフリース、アクティブな表情のナイロン、春らしいムードを運ぶデニムと、異なる表情の3スタイルをご紹介します。

■1:ダーヤ・バラニクは…ぬくもりブラウンとクリーンなグレーで移行期らしい装いへ

抜け感漂うフリースブルゾンに、Iラインスカートを添えてバランスアップ。
抜け感漂うフリースブルゾンに、Iラインスカートを添えてバランスアップ。

2026年1月28日、コペンハーゲン ファッションウィーク開催中、雪が残る街中で目を引いたのは、インフルエンサー、ダーヤ・バラニクの着こなしです。フリースブルゾンがぬくもりを感じさせる一方で、黒×ピンクのフラワー刺繍スカートが春の訪れを予感させます。トップスとスカートをライトグレーで繋ぎ、クリーンさを演出。黒のシアーハイソックスとツヤのあるパンプスのセンシュアルな足元で、スカートスタイルを引き締め都会的に昇華。冬の名残りを感じるブラウンと、身軽なグレー。ふたつの季節を共存させた、端境期らしい着こなしです。

■2:イヴァ・ニコリーナは…ミニマルモノトーンを春顔に導くナイロンブルゾン

アクティブなブルゾンには、リラクシーなフラットシューズがしっくり。
アクティブなブルゾンには、リラクシーなフラットシューズがしっくり。

インフルエンサーのイヴァ・ニコリーナを、ミュンヘンでスナップ。潔いモノトーンスタイルは、シャカシャカとしたナイロン素材のブルゾンを迎え、春らしい軽快さを演出。裾がきゅっと絞られたブルゾンとフレアパンツを使って曲線を描けば、モノトーンのなかにしなやかさが宿り、ミニマルながらも端正な佇まいに。足元にも黒を置き、ボトムをひと繋がりにすることでフラットシューズでもバランスよく。仕上げにアイボリーのレザーバッグをさっと小脇に抱え、奥行きを宿しながら今っぽくまとめました。

■3:オエズヌル・シナリは…スタイリッシュな色合わせでデニムブルゾンを大人顔へ

身体の泳ぐシルエットで構成し、春らしい軽やかさを後押し。
身体の泳ぐシルエットで構成し、春らしい軽やかさを後押し。

2026年2月1日、ミュンヘンでスナップされたデジタルクリエイターのオエズヌル・シナリ。ストライプ模様が走る清々しい白シャツに、ライトブルーデニムのブルゾンを重ね爽やかな面持ちへ。そんなクリーンさをグレーのスラックスで受け止め、デニムスタイルをハンサムにアレンジ。ベージュのスエードスニーカー、ブラウンのレザーバッグのぬくもりを寒色コーディネートに効かせ、端境期に相応しい穏やかなコントラストを授けました。


春に向け、軽やかなアウターに更新したいときに頼れる「ブルゾン」。季節をつなぐフリース素材、春らしさを引き寄せるナイロンやデニムなど、素材選びによって印象も変わります。豊富なデザインのなかから、自分らしい一着を見つけてみてはいかがでしょうか。

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この記事の執筆者
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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香