「モノトーン×フェミニン」のメリットは、甘く傾きすぎないこと。無彩色が甘さを中和して、大人ならではのシックなムードを醸すことができます。寒さと暖かさのどちらにも対応させながら、甘さと端正さも両立して、端境期ならではの装いを楽しみましょう。

■1:ジュリアン・ハフは…瑞々しさ、柔らかさを備えた白を迎えて春顔に

シャツのボタンを多めに外し、程よく肌見せして抜け感をプラス。
シャツのボタンを多めに外し、程よく肌見せして抜け感をプラス。

2026年2月14日、NYでキャッチされたダンサー、俳優のジュリアン・ハフ。冬の黒コートのインは、白で統一して重さを軽やかさへと転換させ、端境期らしい着こなしへとアップデート。とろみのあるシャツと微光沢感のあるスカートが共鳴して、春を想わせる瑞々しさまで宿っています。すとんと縦に落ちるコートのシルエットを活かすために、スカートもIラインを選択。足元には、甲からすっと立ち上がるようなチャンキーなブーツを投入。全体のすらっとしたラインのなかで足元の重みが映え、都会的なフェミニンモノトーンが完成。

■2:ジャンヌ・ダマスは…マスキュリンとフェミニンを融合させ単調さを阻止

フリルのハイネックブラウスを活かすために、髪の毛はアップでまとめて。
フリルのハイネックブラウスを活かすために、髪の毛はアップでまとめて。

2026年2月10日、NYファッションウィークにてスナップされた、アパレル、ビューティブランド「Rouge」を手掛けるジャンヌ・ダマス。ストライプ模様とダブルボタンがマスキュリンな黒チェスターコートに、対照的な白のフリルブラウスを忍ばせて表情豊かに。異なるテイストの橋渡し役となるのは、程よい存在感のあるベルト。直線的なコートに柔らかな曲線を生み出せば、フリルブラウスとのギャップが自然と埋まります。小物はツヤのある素材を選び、奥行きをつけて完成度を高めました。

■3:ブランカ・アリマニーは…くびれをつくりつつつつ丸みのあるボトムを合わせ柔らかく

ジャケットのゴールドボタン、ベルトのシルバーバックル、バッグのスタッズが華やぎを後押し。
ジャケットのゴールドボタン、ベルトのシルバーバックル、バッグのスタッズが華やぎを後押し。

2026年2月14日、インフルエンサーのブランカ・アリマニーもNYファッションウィークへ。キャッチーなアイテムを盛り込みながらもくどくならないのは、慣れ親しんだモノトーンだからこそ。エレガントなクルーネックの白ジャケットが明るさをもたらし、春らしく軽やかな面持ちに。ボトムは構築的なコクーンシルエットのパンツを選び、定番モノトーンにインパクトをオン。ベルトでウエストマークすると、丸みのあるパンツと相まってフェミニンなバランスへと着地。さらにピルボックス帽やスタッズ付きバッグといった遊び心ある小物を使って、感度を高めました。


服装選びに迷う、三寒四温のころ。黒と白のモノトーンにフェミニンな柔らかさをミックスすれば、印象は春らしく整います。端境期ならではのモノトーンスタイルを、ぜひ楽しんでみてくださいね。

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PHOTO :
Getty Images
EDIT&WRITING :
阿部芙美香