単なる流行を超えて、女性の生き方を変えるほどのインパクトを与えた名品ジャケット。この先もタイムレスな存在として進化の軌跡を刻みながら永続するに違いありません。
雑誌『Precious』4月号の特集【永遠の「名品ジャケット」は今日も100年後も新しい】では、女性の生き方を変えるほどのインパクトを与えたふたつのジャケットを取り上げてご紹介しました。
今回はそのなかから、「サンローラン」の『ル・スモーキング』をお届けします。1966年に発表された際にはセンセーションを巻き起こし、女性の自由を代弁する象徴となった名品ジャケットです。
サンローラン『ル・スモーキング』——アヴァンギャルドなエスプリを宿す漆黒の美学
【名品DATA】
素材:ウール(本体)×サテン(ラペルやボタンなど)
色:ノワール(黒)
特徴:ウール生地「グレインドプードル」を使用。優美なドレープ性とセミマットな光沢に高級感が漂う。
1966年秋冬オートクチュールコレクションで発表された女性用タキシード『ル・スモーキング』。当時はまだ、欧米の高級レストランではパンツスタイルの女性の入店が拒否される事例が少なくなかった頃。このセンセーショナルなジャケットは女性の自由を代弁する象徴となりました。しかも単なる男性用のコピーではなく、女性の体に合わせて完璧にカットされたセンシュアルな力強さが新しいエレガンスの定義にもなったのです。
ムッシュ イヴ・サンローランは、2002年のラストショーまで『ル・スモーキング』を発表し続け、そして、その伝統は今も引き継がれています。
※掲載商品の価格は、すべて税込みです。
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- PHOTO :
- 池田 敦(CASK)
- STYLIST :
- 伊藤美佐季
- EDIT&WRITING :
- 下村葉月、安村 徹(Precious)

















