「先輩」「後輩」と同じ字で「輩(○○○○)」…なんと読む?
本日からの平日一週間は、全国各地で「入学式」を行う学校が多いようですね。お祝いムードのすてきな季節、本日は、「学校」に関連する日本語クイズをお送りします。
【問題1】「輩(○○○○)」…なんと読む?
「輩」の、かな4文字の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「同類の人々を指して言う語」です。
<例文>
「彼女は、学生時代に同じ専攻だった輩(○○○○)なんです」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 輩(ともがら) です。
「先輩」「後輩」など、「輩」という字を使った熟語は多いものの、「では『輩』ってどういう意味?」と聞かれると、すぐには思い浮かびにくいですね。「輩(ともがら)」という読み方を覚えておくと、字の意味をイメージしやすいと思います。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「同窓生」の「窓」って何?
「同窓生」という言葉の「窓」が象徴するものとして正しいものを、以下の選択肢の中から選んでください。
1:学び舎
2:学問の分野
3:師事した教師
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 1:学び舎 です。
のちの偉人が苦学した様子を記した、有名な中国の故事がございます。「貧しく、灯火用の油が買えなかったため、蛍を集めてその光で書を読んだ」「窓際に寄り、雪の明かりで書を読んだ」…これらのエピソードにならい、「蛍雪(けいせつ)=苦労して学問すること」という熟語もございます。
日本でも唱歌『蛍の光』の歌い出しで「蛍の光 窓の雪」と、これに由来する歌詞がございますね。発展し、「蛍窓(けいそう)」という言葉も使われるようになり、これは「書斎(学ぶ場所)の窓」という意味ももつようになりました。「学び舎といえば『窓』」というイメージは、このような変遷で定着したものと思われ、「同じ学び舎の出身者」を「同学生」や「同校生」でなく「同窓生」という言い回しが生まれたもの、と考えられます。
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本日は、入学式シーズンにちなんで、「学校」と関連する日本語から、
・輩(ともがら)
の読み方や、
・同「窓」生…「窓=学び舎」というイメージのなりたち
に関する豆知識などをおさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/東京都教育委員会ホームページ/大阪市ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















