「忠実やか」ってなんと読む?「ちゅうじつやか」ではありません!
明日・4月8日は『忠犬ハチ公の日』です。ハチ公といえば渋谷。駅前の銅像は、インバウンド人気も高いランドマークですね。この銅像は、外出先で亡くなった主人を生前と同じように送り迎えするため、渋谷駅に日参しては主人を待ち続け、人々を感銘させた忠犬の姿をかたどったものとして大変有名です。
最初の銅像は1934(昭和9)年に建てられ、当時の幕式には生前のハチ公自身も参加したそう。初代の銅像は第二次大戦中に供出され、現在の銅像は再建されたものになります。2023(令和5)年には銅像の建つハチ公前広場で、ハチ公生誕100周年の慰霊祭も行われるなど、時代を超えて愛され続けています。
ということで本日は「忠」「待」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「忠実やか」ってなんと読む?
「忠実やか」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「まじめなさま。心がこもっているさま」「本格的なさま」「実用的なさま」などの意味です。
<例文>
「毎日、主人に寄り添って送迎をする忠実やかな犬の姿は、以前から注目されていました」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 忠実やか(まめ-やか) です。
「忠実(ちゅうじつ)」を「まめ」と意訳的に読むケースは「筆忠実(ふでまめ)」「忠実忠実しい(まめまめ-しい)」など、ほかにもございます。覚えておくと無難です。
では2問目にまいりましょう。
【問題2】「御待遠様」ってなんと読む?
「御待遠様」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「相手を待たせたときに、わびる気持ちで言う語」です。
<使用例>
「ハチ公や、御待遠様」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 御待遠様(おまちどおさま) です。
「長く待たせたこと」に「御」と「様」をつけた洒落言葉ですが、なんとも温かみのある言い回しです。ハチ公とご主人、天国で再会した時には、互いにこの言葉をかけ合ったかも知れませんね。
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本日は、4月8日『忠犬ハチ公の日』にちなんで、「忠」「待」という字の入った日本語から、
・忠実やか(まめ-やか)
・御待遠様(おまちどおさま)
の読み方、言葉の背景についておさらいいたしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/西日本新聞めくるとホームページ/朝日新聞ホームページ(2023年4月9日)/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















