「手管」ってなんと読む?「しゅかん」ではないですよ!
明日・4月23日は『クラフトビールの日』です。クラフトビールの普及、ビール文化の向上などを目的にクラフトビールの業界団体が制定した記念日で、日付はドイツの「ビール純粋令」が施行された1516年の同日にちなんでいます。
クラフトビールというと、ビール愛好家が好みそうなものから、ビールが苦手な人でも飲んでみたくなりそうなものまで、実にさまざまな商品が出回っていますね。「クラフト」は「職人」「手づくり」を意味しますので、本日は「手」という字の入った日本語クイズをお送りします。
【問題1】「手管」ってなんと読む?
「手管」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「人を騙す手段。人をあやつる駆け引き。特に、遊女などが客をたらしこむ手際」「情夫。間男」などをいう言葉です。
<使用例>
「取材で行った人間をすっかり太客にするとは、商人の手管はすごいわね」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 手管(てくだ) です。
「手管(てくだ)」という言葉、ときに「駆け引きの上級者」というような意味合いで使う方を見かけます。しかし、語源としては、あまりよいイメージの言葉ではありませんので、使うシーンに注意すべき表現です。お留め置きくださいね。
では2問目にまいります。
【問題2】「手筈」ってなんと読む?
「手筈」という日本語の正しい読み方をお答えください。
ヒント:「ある事を行うのに、前もって決めておく一定の順序。また、前もってしておく準備」を言う言葉です。
<使用例>
「別動隊とは、あの場所で14時に落ち合う手筈よ」
…さて、正解は?
※「?」画像をスクロールすると、正解が出てまいります。
正解は… 手筈(てはず) です。
現代では、意外と知らない方が多いのですが、「筈(はず)」とは弓矢の矢をつがうさいに、弦にひっかけるための切れ込みの部分をいう言葉で、以下の画像のような部分です。
矢の一本一本にこのような下準備がほどこされていることで、弓につがって遠くまでとばせるようになるわけです。「手筈(てはず)」という言葉の本来の意味が理解できますね。
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本日は、4月23日『クラフトビールの日』にちなんで、「手」という字の入った日本語から、
・手管(てくだ)
・手筈(てはず)
の読み方や、言葉の背景についておさらいいらしました。
- TEXT :
- Precious.jp編集部
- BY :
- 参考資料:『日本大百科全書(ニッポニカ)』『精選版日本国語大辞典』『デジタル大辞泉』(小学館)/日本記念日協会ホームページ/『漢字ペディア』(日本漢字能力検定協会)/photo ACホームページ
- ILLUSTRATION :
- 小出 真朱

















